東京で根を張る
先日の朝は最近にしては珍しく寒く、薄暗いので起きれなかった。頭が痛かったのもある。寒いと関節が冷えて痛くなるし、お腹が痛くなってトイレに直行だし、ついでに頭痛も一緒にやってくる。でも、そうした状態から少し抜けて楽になって、ボワーっとした感覚のまま布団でぬくぬくと過ごしていると、雲の上でゴロゴロしているような感じになる。冬の起きれなさは異常だった。最近、続けてパッと起きていたので今日は久しぶりの感じ。寒いと冬眠する動物たちを羨ましく思い、また、あまりに起きれない私はきっと冬眠状態なんである!と、グゥと眠りながら納得していた。
しかし人に会う約束があると何とかして起きれる私なので、今日はムニャムニャウジウジしながらも起きた。外に出ると思ったより寒くなく、ついでに、ついでに、と色々タスクをこなした私だった。生真面目な性格となんとなく大丈夫さ精神が同居したまま大人になった。「真央っぺ要領いいよね」と褒めてもらうが、そういうところなのかもしれない。やらなければいけないことをとにかく終わらせることが出来るという能力だけがある。でも、やらなければいけない状態でないとやらないことも分かっているので、己で勝手に期限などを設けている。ここが生真面目な部分だろう。
植物はとんでもないところに咲いていることが多い。この写真のアロエも相当なものだが、今日だって河っぺりに赤い花を付けたキダチアロエを見つけた。キダチアロエは2月頃から赤い花をつけるので、見かけたら可愛がってあげてね。
なんとまあ、サバイバル精神に溢れた植物か。とにかく生き抜いてみろ、きっとやっていけるはずさ、と言われてる気分である。今日も真面目で雑な私は己の作りたいものをムフフ、と妄想しながら、生まれた土地・東京で根を張るのであった。さながら、キダチアロエのように。