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カルチャーの渦になりたい

下北沢に集合して、久しぶりに西川タイジ氏と会う。下北沢B&Bにて待ち合わせをした。B&B移転してて、下北沢QUEと同じビルに入っててびっくり。しかも待ち合わせ時間からちょうどイベントが始まってびっくり。普通に物色しにきたつもりだったので、私たちはイベントに参加せず、下北沢ケージで飲むことに。パクチー大好きなので、アジアン料理たくさんで嬉しい。ニッコリ。でもタイジ氏はパクチー嫌いだから、合わせてやったぜ、やれやれだぜ。ここは東京ピストルの方が運営していて、また新たに東京ピストルの方を紹介してもらった。何かとご縁がありますなあ。私の名作note「撃て!東京ピストルで!」はなかなか面白いので、ご一読を。

久しぶり、と言っても普通に月に一度くらいは会っているのか?お互いの状況を探りつつのただの飲み会。タイジ氏は、#でもふり の次の本の出版に向けて動いているようで、私も新しいzine「一服」を制作中。

いやあ、本当に、いろいろなことがタイジのおかげですよ。共著エッセイ集「でも、ふりかえれば甘ったるく」に参加できて良かったです。本当にどうもありがとう。

私より文章上手い奴はきっと沢山いるし、私より写真うまい奴も世界中に沢山いると思う。「mao nakazawaより俺の方が、私の方が、うまく書けるのに」と、どこぞの誰かには思われてるかもしれない。でも私自身は自分の文章が誰の文章よりも好きだし、写真も誰のものよりも一番好き。向田邦子の書いた文章より自分の文章が好きだし、ルイジギッリの写真より自分の写真が好き。その次にくるのが「いろんな人の目に触れてほしい」っていう気持ち。だって、アウトプットしたものをいろんな人に見てもらって反響をもらって、自分でも客観的に見ることができて、それからまた次のものにつながると信じているから。

「お金もらって自己表現できるなんて、最高の経験で成長できるタイミングだよ。」とは、また別の友人が放った言葉だが、本当にそうだと思う。こうするべきとか、何が正しいとかはないけれど、私は最終的には自分の好きなことだけをして生活していきたいのね。だから、そのためにはもっと経験が必要だし、それによって文章も写真も表現の幅がどんどん広がるなら、絶対にチャンスを掴んでやろうと、掴んだら決して放さない、と最近は強く思う。むしろ、1年半くらい前までは、そんなこと思ってなかった。「こうなったらいいな〜ぽや〜」って感じだった。

でも、誰かが運よく気付いてくれることなんて絶対にない、自分で発信し続けなきゃ誰にも何も気付かれない。誰かの目に触れてもらえなければ、意味がないとさえ今は思う。そのためには、何百回も何千回も発信し続けなければならないことを学んだ。自己顕示欲が強いということもそうだけど、何より、作った作品が陽の目を見ないことの方が私は嫌だな、と思う。

とまあ、こんなことを下北沢で延々と話してる感じです。タイジ氏とはこんな感じで仲良くさせてもらってます。あとは書けないような下品なことを話します。

カルチャーの中で生きてるって感じ。というか、カルチャーの中でないと息もできない。絶望も希望も、カルチャーの中にあるからな。私はカルチャーの渦になりたい。

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