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いつもと少し違うこと

今年の1月は大雪が降った。ハンターで買った長靴が大活躍で、調子に乗って凍った道路を歩いたりして、でもカメラバッグを背負っていたので、案の定すっ転んだ上に、膝をガクガクさせ、まるで生まれたての子鹿みたいな立ち方をして、前を歩いていた女子高生3人組にクスクス笑われた思い出。笑ってくれて、むしろありがとう。お姉さん、頑張って生きる。

さて雪がどっさり降った夜、街は白くて明るかった。冬なんかはいつもすぐに暗くなってしまうが、夜になればなる程積もる雪と同じだけ、街は明るくなっていったのだった。

赤いコーンと白い雪、そして街灯の青い光。フカフカの雪を見ていると美味しそうだ。この赤いコーンと一緒にパクッと食べたらどんなに美味しいだろう。などと、できもしないことを想像する。普段だったらこの赤いコーンを撮ろうなどと思わないが、雪に埋もれて可愛かったので撮りたくなった。寒そう。

いつもと違う日は、いつもと違うことをしたくなる。

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