【筆記具】誕生月なので万年筆を買った
表題のとおりです。
お盆前、職場の方が季節外れの繁忙期でして(お盆明けも続く予定)、残業に終わりが見えないし暑いのと運動不足で体力もどんどんなくなっていき、なんか元気の出る買い物をしたいなと思って色々見漁っていたところに誕生月が来て、口実を得たのでちょっといい値段する万年筆を一本手に入れましたという話。
当初はカヴェコスポーツづいていたのもあり、アートスポーツもいいしALスポーツの無塗装アルミもいいし、初志貫徹でスチールスポーツもいいよな〜なんて思っていたのですが、オフィシャルサイトのコンセプト文にやられて同じポケットサイズ万年筆ジャンルのこれ買いました。
ショーン・デザインのマルチカラーポケットシックスです。色?はグレーマター。
ニブは汎用ドイツ製(BOCK社製だそう)なものの、軸の方は素材削り出しから表面加工まで創設者のイアン・ショーンさんがひとりで行っているとかで、そのへんの解説文が、いかにもEDC界隈向けっぽい無骨な円柱ボディと妙にカラフルなカラーとも相まってめちゃくちゃいいんですよねえ。
私もポケットに入れてどこへでも持ち歩きたい!という気持ちになるというか…。情報を食っているというか……。
キャップ状態での全長はかなり短いです。それこそカヴェコスポーツより短い。クリップもない(クリップ付きのモデルもあるんだけどこのグレーマターというカラーが良かったので今回は…)円柱なので転がしたらどこまでも転がるのには気をつけないといけないです。
グレーマターは金属色にピンクの模様でマルチカラーポケットシックスのバリエーションとしては地味な方のカラーかなと思います(地味とは?)。ピンクだけどなんとなく甘い感じではないのもいい。可愛くないことないんですけどね。
ステンレスペン先ながら大きなニブが特徴で、カヴェコスポーツと比べると軸径も太い感じがします(キャップとは同じくらいか)。
一緒に買ったダイミアンのインペリアルパープルというインクのカートリッジを挿していたんですが、インクが煮詰まりやすいかなと感じて今はOHTOのブルーブラック。派手派手ピンクなガワから地味〜なBBというのは好みに合っていていいかもな。なにしろOHTOのBBは入手も容易で値段も安いので組み合わせが気に入っていればこんなに心強いことはないです。
線径もドイツ汎用ニブのEFだなーという感じ。太すぎず細すぎず、5mm方眼でもまあまあ書けます。
ペンスリーブを一緒に買ったのですがまたX-PAC製ですごくいい! X-PACといえばアウトドアブランドでは頻出の高性能生地。軽量で引き裂きに強く耐水性もあり、ペンを守るという意味では正直オーバースペックというか明後日の方向なんですが、これがコンセプトにはあってて最高。
色によってはコーデュラナイロン製だったりするんですが、何にせよタフな印象の素材ばっかり使ってて、無駄とも思える生地性能はボンクラ心にグッときます。
裏地はフワフワの起毛素材で出来てるんでちゃんと本来的な意味でのペンの保護もできてます。
いろんなペンが入ればなあと思うんだけどほとんどポケットシックス専用みたいなサイズなので、カヴェコスポーツとか例えばハイタイドのアタシェとかは頭が出たりするんですよね。トラベラーズファクトリーのブラス万年筆は入りました。でもそっちも厳重に守りたいペンではないのよね。
私は基本的には自転車ツーキニストなので(死語か?)使用カバンもリュックなのですが、ケータイとかティッシュとかサッと取り出したいものを入れておくサコッシュも提げてまして、ポケットシックスはそっちにB7方眼メモと一緒に入れてます。
職場では胸ポケつきTシャツを着ているんでその胸ポケットへ。
胸ポケットのペンって邪魔くさくて好きじゃないんですが、これくらい小さいと抵抗なく入れておけてます。
ということで全体的には満足の買い物しました。ぶん回して傷がついても味になりそうかなという印象なのもいい。頑丈さを堪能していきたいと思います!私も頑丈になりたい!