チームとは得意と苦手の交換
良いチームとは個々の得意を生かせるチーム
最近「良いチームとは?」ということについて、ぼんやりと考えていました。で、結局至った結論は「個々の得意を最大限発揮できるチーム」です。シンプルだけど、これが全てな気がしてます。
当たり前だけど人間には1人1人得意なことと苦手なことがあります。誰かが苦手なことを得意な誰かがやってあげる。その結果として全体最適になっていく。この得意と苦手の交換ができるようになることがチームを成す意味だと思っています。逆に言うと、チームの総合力<誰か1人の能力になってしまうと本当にチームを作る意味があるの?となっちゃいます。(少なくとも短期的に見れば)
(余談ですが経済学を学んでて比較優位という概念が「まさに!」という感じでした。)
サッカーをしてた時のこと
僕は以前サッカーをしていたのですが、一言で言うと「技術がない」選手でした。ボランチというパスをたくさんもらってチームの流れを作っていくという役割を求められるポジションにもかかわらず技術がないのでパスをもらうことも少なかったです。そんな僕が試合に出れていた理由として、「守備」という得意なことがあったからだと思います。チームにはパスがうまい選手が上手かったので彼らに任すことができ、守備では他の人の数倍貢献することで自分のスタイルを確立していました。
この時の経験は自分の中で大きく印象に残っています。サッカーが個人スポーツであれば大きな弱点がなく総合的に平均以上の人が活躍できるのだと思いますが、サッカーはチームスポーツだからこそ苦手を誰かが補うことができたのです。
もう一つの利点
チームの利点として「誰かの苦手を誰かの得意で補えること」だと述べましたが、それによる利点がもう一つあると思っています。それが「自分がチームに貢献している」感覚を持てるということです。「自分がチームに貢献してる」という意識を持てるのは個人的にすごく重要なことだと思っています。(いつかブログに書いたような...)
自分もサッカーをしている時、「守備でチームに貢献している!」という感覚を持てたのがモチベーションにつながったと思っています。
最後に
ここで書いた「得意と苦手の交換」をして良いチームになるのにはまず自分とチームメンバーのことを知ることですよね。
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