昨日は立ち会いミックス
ミックスは一音一音に耳をすまして、自分達が演奏した音を客観的に聴いて整えていく作業です。ある意味究極のエゴとの戦いかもしれません(笑)。
自分では演奏を失敗したなと思う箇所が終わって聴いてみるとクリエイティブだったり、他のミュージシャンやエンジニアの方には面白いと感じる場所だったりします。逆に良く出来たと思ったら別のテイクが良かった場合などもあり、音楽って不思議です。客観視する事の難しさを感じます。演奏中にエゴや失敗する事への恐れを完璧に捨てれれば、耳を客席やコンソールルームにに置いている感覚になるのだと思います。演奏している手とは別の生物の様に活動します。究極の客観ですね。
聴いては止めて、もっとこうしたい要望をエンジニアさんに告げてを繰り返し。エンジニアさんもなるべく僕の意図を把握して寄り添う努力をしてくださり、とてもスムーズな立ち会いミックスでした。何より素晴らしいモノが出来た!という感触です。
お披露目できる日が楽しみです
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