「進撃の巨人」ステッカー&ポストカードブック
編集を担当した書籍の紹介です!
2021年8月発売
「進撃の巨人」ステッカー&ポストカードブック
目次
▶︎なぜ幼児雑誌編集部から「進撃の巨人」?
▶︎公式だからこそ、コアなファンに刺さりたかった
▶︎装丁にも注目!カバー裏には秘密のデザイン
なぜ幼児雑誌編集部から「進撃の巨人」?
こちらは、おともだち編集部からの依頼でつくりました。幼児雑誌の編集部から、なぜ?と不思議に感じるかもしれません。
固定記事「なんでもござれな幼児雑誌ライター」にも書いたように、幼児雑誌はキャラクターを誌面・書籍に発展させるのが得意な編集部。
「進撃の巨人」以外にも、「はたらく細胞」や「PUI PUI モルカー」など、キャラクターものの書籍を多く出版しています。
今回は「進撃の巨人」へ強い想い入れのある編集部員さんが、社内で企画を通し、実現したという流れ。
以前に「進撃の巨人 スペシャルファンブック」を編集した実績があったため、今回お声がかかりました。
(余談ですが、「進撃の巨人 スペシャルファンブック」では、声優の梶裕貴さん、神谷浩史さんにインタビューするという貴重な体験をさせてもらいました!!)
公式だからこそ、コアなファンに刺さりたかった
講談社は、自社でアニメ版権も管理しているので、商品化可能なイラストを共有してもらい、ステッカーとポストカード用の絵を選びました。
社内版権、つまり公式から出す書籍のため、選べるイラストはたくさんあります。だからこそ、選ぶイラストのセンスが問われるところ。
担当編集さんと相談し、コアなファンに刺さるキャラの組み合わせや、セリフのセレクトになるよう、工夫しました。
▲セリフのセレクトにこだわったネタシールと、壁に貼ると巨人が見つめてくれる覗きシール。
覗きシールは、新型コロナウイルス防止のためのパーテーションに貼ると、仕切られたオフィスでも寂しくなくて良い。
装丁にも注目!カバー裏には秘密のデザイン
公式のスペシャル感を出す為に、カバー付きの上製本(硬い表紙)で、カバーには箔も押しちゃってます。贅沢で贅沢で震えますね。
こちらの装丁は「進撃の巨人」のコミックスを担当されている、レッドルースターさんにお願いしました。
私からは、物語は終盤でいろいろなことが起きていますが、魅力的な調査兵団の兵士たち、その一人一人の友情・軌跡を忘れたくない、忘れさせない。
そのような想いが詰まった、いわば、メモリアルブックのようにしたいと、デザイナーさんに伝えました。
それで仕上がってきたのは、あえての白い表紙。黒の表紙で統一されているコミックスとの対比を考えると、デザイナーさんの素晴らしい感性を感じます。
また、カバー裏では、エレン・ミカサ・アルミン・リヴァイの4人を、ある有名バンドのジャケット風に並べるという遊びも。
見られるのは購入された方だけの特権なので、ぜひチェックしてみてください!
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「進撃の巨人」ステッカー&ポストカードブック
1980円(税込み) 発行/講談社
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