【ぬいぐるみ治療①】我が家にきて20年のしろくまさんをぬいぐるみ病院で治療してもらった話
こんにちは、まおです!
この度、我が家に長年いるぬいぐるみを専門の病院で治療していただいたので、その過程を紹介したいと思います。
ぬいぐるみ治療を決めたきっかけ
我が家にはたくさんのぬいぐるみがいますが、その中でのベテランのひとりが小学生時代からの付き合いになるくまさん(以下、しろくまさん)です。この子は家族で水族館へ行った日に仲間入りしました。
そんなしろくまさんの綿が抜けて、どことなくくたびれてしまってから時が経っていました…。それを何とかしようと思ってからも自分では何もできず困っていたところ、「ぬいぐるみ専門のお医者さん」がいることを知りました。
私は2021年末ごろに一人暮らしを止めて実家に戻ってきたのですが、一人暮らしの間は実家に留まっていたしろくまさんとは離れていました。この度私が地元に落ち着いたタイミングで治療を依頼しようと昨年中から考え、1月の初めに決断しました。
ぬいぐるみ病院の決定
ぬいぐるみ病院を検索して様々なホームページを見ると、「○○週間待ち」と記載のあるサイトもありました。上記ツイートのフォロワーさんが使用していた所もそうだったので、私は最終的に下記の病院に依頼をしました。
病院の各SNSアカウントはこちらです。
ちなみに病院の選定直前にしたツイートがこちらです。なぜかいいねの数が伸びました…! #ナガノのくま ちゃんのコンテンツ力の凄さを感じます。
「ぬいぐるみのお医者さん」への依頼から治療まで
会員登録・専用ページ作成
依頼に際し、個人情報入力から会員登録・アカウント作成を行い、専用の受付ページが作成されます。このページで病院から保護者(ぬいぐるみの持ち主、治療の依頼者)のに向けての案内や治療方針、見積もりを提示されます。
治療の見積もり
上記の専用ページにて患者さん(しろくまさん)の写真を送付し、大きさを測って伝え、依頼したい治療内容について相談します。
病院によって方針は異なるかと思いますが、「ぬいぐるみのお医者さん」では入院前の仮見積もりが必ず提示されます。その内容を検討してから入院手続きが出来るので安心して送り出せます。
ちなみに仮見積もりに必要な情報は下記です。(太字がこちらの回答情報)
上記の情報をもとに見積もりをしていただき、しろくまさんの治療は下記のものを提案されました。ここでは伏せていますが、この時に大まかな値段も提示されています。
往復の送料は通常依頼者側の負担ですが、私が依頼した時期に下記のキャンペーンがありました。
要はぬいぐるみのお医者さんのSNSをフォローして送料が割引or無料になるキャンペーンです。私はすべてフォローし、帰りの送料は無料になりました。
治療内容・費用を確認して入院手続きを行い、家からの発送作業を行います。
ちなみに、新型コロナウィルスの影響で材料の入手が難しくなっているとのこと。本来の入院期間を上回る可能性を提示されたので、治療を検討される方は時間に余裕を持ったほうが良いですよ!
しろくまさんの入院手続き
入院日として提示された日程で一番早い日に予約を行い、入院手続きを進めていきます。この段階で「治療進捗ページ」が作成されました。入院手続きは大まかに下記の4つがありました。
前述の手続き①の詳細はこちらです。(太字がこちらの回答。個人情報はぼかしました。)
カルテ作成のために、この段階でかなり事細かに確認されます。特に手続き①は回答に時間がかかるので、時間のあるうちに一気に対応したほうが良いと感じました。(仕事や学校がある方は大変かもですね。)
しろくまさんとのしばしのお別れ
上記の手続きを終え、しろくまさんが余裕で入る大きめの箱を用意しました。そして、送り出す前日には我が家のほかの子たちと壮行会を開きました。しろくまさんは普段ぬい撮りするような子より大きめなのですが、たくさんいる小さい子たちがわらわらとくっ付いていました。
壮行会も済み、用意した箱の中に入ります。大き目の箱にする理由は、治療で綿を入れ替えられて体が大きくなるためです。用意した箱に入らなければ箱代も追加になるので気を付けましょう!
そうしてしろくまさんが送り出されていきました。ここでしばしのお別れです。
しろくまさん、ぬいぐるみ病院に到着
指定の入院日を迎え、病院に到着したとの連絡がありました。お医者さんのぱんだる先生に温かく迎えられていてこちらもホッとしました。
入院開始から3日ほど経ち、検査結果の報告を受けました。汚れがあり美白のオプションはつけるものの、ケガの治療はなくて済みました。提示の見積もりの最低ラインで済んで安心したのはここだけの話…
この時に、noteでの書き込み、写真の利用の許可を頂きました。どちらもOKだったためこの記事が書けるわけです。
しろくまさんの入浴
しろくまさんの入浴風景が送られてきました。下の写真の通りなのですが、大変気持ちよさそうです。母に写真を見せたところ、「私も美白風呂入りたい…!」と言われてしまいました。
お風呂上がり後に体を空調管理されているお部屋で自然乾燥するとのこと。体は3日~4日かけてゆっくり乾かして、その後に治療されます。
しろくまさんの綿詰め
体が乾き、新しい綿が詰められました。新綿はふっくらしていて触ったときにパンパン感・張り感があるため、入院前より太っているように見えることが多いそうです。が、それは時間経過と家でじゃれあいしているうちになじんでくるようです。
綿が詰められた写真を確認し、ここからの「調節あり」なら具体的な指示を行います。私は特に注文はなかったため、「調節なし」で回答しました。
この後、綿口を閉じて最後の仕上げがされます。
しろくまさんの退院
仕上げ作業で綿詰めの段階で空いていた綿口も閉じられて、いよいよ退院できるとの報告も受けました。
治療後のしろくまさんはヘッダーの右半分の写真の通りですが、病院からは下の写真が送られました。以前より体がふっくらし、色白になったのがよく分かります!
治療代はこの段階で支払い、その後に退院手続きが行われます。
今回発送時にしろくまさんは大き目の箱に入れて送り出しましたが、入らなかったそうで箱代(¥500)も追加されました…(´∀`)
支払いの確認をしていただき、退院して次の日に家に帰ってきます。その際に退院後のケアや注意事項について細かな説明がありました。
まず、アフターケアの期間が2週間あるそうで、下記の対応を行うそうです。
また、リピーター割なるものがこれ以降適応され、今後の利用は「10%割引」になります。(6回目の入院で、診察券割引として「20%割引」もあります ※リピーター割との併用は不可)
そのほかに自宅でのケアの方法、退院後のしろくまさんの扱い方についても事細かに記載があり、治療後についても本当にきめ細かな対応していただいたと思います。
しろくまさんの帰宅
そして、指定日にしろくまさんが帰ってきました。新たな箱に入ってることは知っていましたが、予想以上に膨らんだのでしょうね!到着した大きな箱のインパクトを最初に感じました。宅配便で受け取った後、いつにも増して気を付けて運びました。(幸い軽いので、負担は少なかったです)
箱を開け、ついに対面の時です。緩衝材で丁寧に包まれているしろくまさんが箱の中にいました。緩衝材を破る前に集まった小さな白くまの方々がいましたが、彼らをどかしながら緩衝材を破り、しろくまさんと触れ合いました。以前と同じ量の綿が詰められたのですが、新しい綿のおかげで以前より弾力が増しました。(梱包材の量が多かったので、メルカリ用に再利用させてもらいます…!)
また、しろくまさんといっしょに、ぬいぐるみの服屋さんのパンフレットと封筒がありました。新旧の綿の違いが特に目に付きます。元々入ってた綿は長年かけて固くなっていったようです。
夜には歓迎会も行いました。送別会の時に集まった子達が全員集まりましたが、色白ふんわりになったしろくまさんに興奮しきりでした。
歓迎会後は私の部屋の座布団とひざ掛けでくつろいでいます。いずれは折り畳みのかごを購入して寝床にしたいです。
あとがき
くたくたなしろくまさんを抱えてからぬいぐるみ病院の存在を知って、治療に踏み切ってからも、しろくまさんがどのように治療されるのだろうと心配していました。しかし、予想以上に可愛くきれいになって私もしろくまさんも嬉しいです!
1か月弱の間でしたが、本当にお世話になりました。リピート割もありますし、自宅ケアについても相談できるようなので、これからはぬいぐるみのメンテにももう少し力を入れたいと思います。
この文章で「ぬいぐるみ病院」を知ったぬいぐるみ好きさんも、このような場所での治療について興味をもって頂けたら何よりです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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退院時
退院後
#ぬいぐるみ病院 #ぬいぐるみ治療 #ぬいぐるみのお医者さん