離婚した後の家族の形。

この記事は辛口かも。
でも全国のシンママとプレシンママを応援してます!

「離婚した後・・・

 どうしたら夫と良い関係になれるかな?」

と、友人が深刻な顔をしながら

思い切って相談してくれました。



友人がこんな風に質問してくれたのは、

私と元夫が仲良しだからです。



ヨリが戻っているのではありません。



娘の親同士として、

良好な関係を築いてます。



離婚してしばらくの間は、

気持ちの整理がつかず、

元夫に怒ることもしばしば。


すると、元夫は逆ギレし、

さらに、私がキレる。

そんなことを繰り返していました。



だけど、その一方で、

私が娘から父親を奪う権利はない

そして、

父親から娘を奪う権利も私にはない

と強く思っていました。



”元妻という立場から見る元夫”

という側面を削ぎ落として、

”娘の父親”という側面から見ると、

そこまで悪い父親ではなかったのです。



夫婦という関係性と

親子という関係性を

ごちゃ混ぜにはしないように気をつけました。



親権こそ私にありますが

私たちの離婚のせいで

娘と元夫の関係性が崩れることは避けたかった。



この想いが強かったのは、

私自身が実の父親と

良好な関係ではないことが関係しているでしょう。

(この話はまた追々)



心の底から決めていることは

現実になります。



情報として、ですが、

離婚の手続きの最後に

公正役場に行き、

公正証書を完成させます。



その時、公正役場の初老の男性に、

「あなたたちはちゃんと面会しそうな両親だね。」

と笑顔で、安堵したように言われました。

(面会とは離婚後に娘と父親が会うことです)



男性の話によると、

離婚後の家族の現状として、

親権のある親が面会拒否という形を取ってしまう、

ということが多いのだそうです。



つまり、自分(親)の事情を

子供に重ねてしまい、

子供が離れて住む親と会う権利を

奪ってしまっている、

という話でした。


日本人に多いパターンなのだそう。
 
 

 
"自分事と子供事を混同している母親が多い"

ということを、悲しんで嘆いていらっしゃった。

 

 

人によっては辛口な意見に聞こえるでしょう。


でも、その男性も私も敢えて言うのは、
 
子どものことを想っての選択をして欲しいから。 

 
 
 

そして、本当の意味での

子どものためと想っての選択は

母親自身の幸せに繋がってるから。



子どもの為に自分を犠牲にしなきゃならない、

ということではない。



自己犠牲のもとに

幸せになる人はいない。



とは言え、面会拒否したくなっちゃう気持ちもわかる。



こんな最低な夫(←と当時は思っていた)

に娘を会わせるだなんて

娘の成長に悪影響ではないか?

娘に危険が及ばないか?(←この話も追々)

そんな心配が頭をよぎったことが

何度もありました。



離婚や離婚に至るまでの過程は

夫婦のお互いがお互いを傷つけ合う

という耐えがたいストレスがありました。



自己信頼感・自己肯定感も

かなり下がりました。



その中で、たくさんの重要なことを

どんどん決断していかねばなりません。


信頼していない自分に

決断をさせることは

とても苦痛でした。



本当に疲れてました。



まともではない精神状態の中、

娘は私の娘だ!!

元夫なんかに指一本触れさせたくない!!

と思った時があったことも事実です。



でも、そんな時は

少し立ち止まって、

自分に問うのです。



本当にそれが

自分の心の底からの望みなのか?

って。



元夫を切り捨てることが真の幸せ?

いつまでも元夫に負の感情を抱いていることが幸せ?

いがみ合う両親でいることを私は望んでいる?


気付いたら未来を描けます。



今すぐ現状を変えることはできなくても、

自分の幸せは自分で決められます。



幸せの形は人それぞれだけど、

本当の意味で自分を大切にすることで

自分も周りも幸せになることができます。



あなたの本当の望みは何ですか?

どんな自分になっていることを望みますか?



愛を込めて

shika


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