普段、力を封印して生きている。

普段、力を封印して生きている。
普段、力を合わせると言いながら
人に頼って生きている。
本気になればできることはもっとあるけれど
普段、力を封印して生きている。
私たちは、いざというときのために
普段、力を封印して貯蔵している。
ふと、頼る人が少なくなったとき、
私たちは状況・心境を安定させるために
創意工夫をする。
その時、私たちは普段、封印していた力に
アクセスする。

私が封印していた力をすべて引き出したら
どこまで行けるんだろう。
封印していた力をすべて引き出すには
人に頼ることをやめる、
頼る人を少なくする。
ことになる。

しかし、気になる問題がいくつかある。
常に火事場の馬鹿力で生きていたら
消耗が激しくなる。
消耗が激しくなると、
危機的状況になる。
そうすると、総合的に考えて、
生存のために、他者に頼ることになる。
最終的に他者に頼ることになるなら、
他者に頼ることを完全にやめる選択は
間違いだったのでは、
という問題が出てくる。

自分が封印した力をすべて引き出したい、
何て言うのは本人のエゴ。
そのような考えのために、
調和を乱し、その挙げ句に
結局は他者に頼るのであれば
そのような考えの持ち主は
相当ひどい考えの持ち主、
と考えてもいいと思う。
だから、自分が封印した力をすべて引き出したい、というのは最初から
他者のことを考えていないという部分で
間違いだ。

普段、力を封印して生きている。
普段、力を合わせると言いながら
人に頼って生きている。
本気になればできることはもっとあるけれど
普段、力を封印して生きている。
私たちは、いざという時のために
普段、力を封印して貯蔵している。
ふと、頼る人が少なくなった時 、
私たちは状況・心境を安定させるために
創意工夫をする。
その時、私たちは普段、封印していた力に
アクセスする。