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例え普通だと言われても気にしないし、構わない。
人を助けたい気持ちを持つのは普通❓
容姿が整った人を好むのは普通❓
仮面ライダーに憧れ、ヒーローになりたい、と思うことは普通❓
普通といえる状態に満たされなくなり、物語にいいヒール(悪役)が
いないか探すのも普通❓
否定や批判をしてばかりの人とは関わりたくないのも普通❓
ガチのコミュ障とは極力関わりたくないのも普通❓
政治に関心を持ち、ニュースを見るのは普通❓
プロ野球の一戦の結果で、一喜一憂するのも普通❓
漢検準2級取れるのも普通❓
ボカロだけじゃ価値観狭い人と思われると思って、洋楽を色々聴くのも普通❓
隠れた意味を察し、感じ取るのも普通❓
モテたいのも普通❓
食べ物が好きなのも普通❓
デュエマが好きだったのも普通❓
音楽が好きなのも普通❓
ギターが好きなのも普通❓
ギターだけでは価値観狭くなると思ってベースを買うことも普通❓
二次元も好きなのも普通❓
絵を描くことが好きなのも普通❓
規格外に純粋だといい意味で損するように思うことも普通❓
家族が好きなのも普通❓
普通という規格に収まることを恐れる割には、
普通という規格に収まることで安心を得ようとする。
憎しみや怒りはいい意味でコントロールしていて、
私が自分の心に赤黒いガソリンを注がない限りは、
それが形成することはない。
しかし、心の中には、大鎌を持った骸骨が、
黒いローブを被り、駐在しているかもしれない。
「異常なーし、世界でひとつだけのバナナ🍌はにんにく味🧄」
別の妄想パラレルでは、電波が縦横無尽に交錯するサイバー空間で、
円の中に➕マークがあるカーソルが、せわしく動き回っているのだ。
形成されそうな憎しみや怒りは、格闘ゲームに見受けられる
「受け流し」コマンドを入力するような処理で、
いい意味でキャンセルする。
体が動いていない時も、妄想パラレルにいる私は、
裂けた口で、げらげら笑っているのかもしれない。
目元を一周する形で、スパイク状の鉢巻をしているようなのだけれど、
それは頭部から分離することはできずに、
皮膚スキンと一体化しているのかもしれない。
別の妄想パラレルでは、幽霊的なファッションセンスで、
五指を下方に90度傾けた状態で、黒いノリに乗る私もいるかもしれない。
こういうパラレルでは、破壊的なDJプレイをしてみたいかもしれない。
別のパラレルでは、青い念を身に纏う、顔のない生物かもしれない。
普通という規格に収まることをいい意味で好まず、
特別な存在でいようとする気持ちが、
このパラレルを転写させる。
損害を被ってでも、特別な存在でいようとする、
そのような執念染みた魂をしているかもしれない。
今日も、文学を旋律にできなかったかもしれない。
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