【活動報告】プレプロジェクト第1弾
こんにちは!NPO法人まおい学びのさと 事務局の齋藤です。
5月15日のプレプロジェクトにご参加くださったみなさま、長沼町まで足を運んでくださり本当に有難うございました。
子どもたちの笑い声、はしゃぐ姿にとても嬉しくなりました。子どもたちは可愛い!この一言に尽きますね。子どもたちと行動を共にした教務チームメンバーからも、終了後「はぁ~~~楽しかった!」という声が漏れていました。
さて、昨日のメイン活動は「種まき」でした。代表細田はいつも「教育は種まきだ」と言います。
しっかりと種まきをする子、他のことに目がいき自分の世界を味わう子、何もしないをする子、みんなそれぞれです。
教務チームメンバーは、そんな子どもたちに声をかけたり、時にはそっと見守ったりします。その姿は、大人からすると一見、「不親切」に感じてしまうかもしれません。
以前、「あなた達はプロなのだから、もっとプロとして子どもたちにしっかりと細かな指示をし知識を伝えてもらいたい!」というご意見をいただいたこともありました。このご意見に、代表は「うーーーーーん」と考え込んでいました。
「種まき」という一つの行動に対して、感じること、想うことは本当に人それぞれ。様々です。細かな指示を出し、知り得る知識を伝えることは、時に、その子の感じる時間を奪ってしまうことにもなるのです。
小学生企業家の コメレウォンくんが、とても分かりやすく解説してくれている動画からひとつ ↓
「勉強」とは、「勉め、強いる」こと
「学ぶ」とは、「真似ぶ」こと
どちらも似ていますが、この二つの大きな違いは、「自発性の有無」
【https://www.youtube.com/watch?v=LYQmXAVW6RM】
この差、大きいと思いませんか。わたしたちは決して、子どもたちの経験泥棒にはなりたくないのです。引き出したいのは、子どもたちの「楽しい」という気持ち。「楽しい」と感じている時こそ、人は学んでいるのですから。
現代では、とても親切なサービス、親切な教育がたくさんあります。それらに比べると、まおい学びのさとの教育は、先回りもせず時に不親切に感じるかもしれません。
しかし、その不親切で答えの無いものの中からこそ、「もっと知りたい!」という自発性が生まれてくるのです。
これからも、子どもたちと「楽しい」を一緒に感じ、一緒に学んでいけるよう、まおい学びのさとスタッフの奮闘は続きます。
まずは、子どもたちから「せんせー!」と呼ばれないように、もっともっと親しくなって、心を開いてもらえるよう努めなければ!どうしよう・・・着ているシャツに大きく名前でも書いてみようかな・・・なんて考えていた齋藤でした。
次回のプレプロジェクトは6月12日。
申込開始日は5月22日です。
みなさま、次回もお子さまの気持ちを大切にしなから、急がずくれぐれも気を付けてお越しください。