「自由とは放縦ではない」by ニイル
こんにちは。
今日は、気持ちのよい快晴な北海道です。
noteさんの機能では、冒頭のように画像やイラストを、他のクリエイターさんからお借りできる機能があります。
この機能、とても便利で助かりますね。
試しに、私たちが私立小学校を創ろうとしている「長沼町」で検索してみましたところ、ジンギスカンで有名な「カネヒロ」さんの写真が出てきました♪^^
長沼町は、本当にさまざまな企業、また個人で経営されているオシャレなカフェなどが多く、北海道内でも人気のエリアのひとつです。
さて、それでは最近ご紹介している当会・代表の過去資料から。
「自由とは放縦ではない」ニイル
自由な教育は、何も強制されない・何をやってもいい・何でも許される放任教育・わがままを許す教育なのか。
「自由」という言葉は、実に響きがいい。
だからと言って何でも許される、放ったらかして座して待つ教育ではない。
強制はしない、見守る教育といっても何もしないでただ待つだけなら、かえって大事な機会やタイミングを見逃すことにならないか。
待つだけでなく、学びを刺激し、より一層豊かになるような条件や環境を整えることが大切だ。
それが子どもたちに自然と健全な意欲を生み、大人はその活動の中に学びの要素を見取って押し付けではなく適切に支援をするだけでいい。
つまり、自由な教育は、子どもたちを規格化された環境に置いて、お仕着せの決まりを遵守することで枠にはめ、何かを餌にして無味乾燥な知識の蓄積を競争させる教育ではないし、もちろん特定の価値観を教え込むような注入教育でもない。
かと言って放任ではなく、環境整備と仕掛けの工夫や適切な支援によって子どもの内なる動機を生かし、子どもたちが自ら知識やスキルや価値観を求めて協同的に学び、自己肯定感が育まれ、身も心も知性も育つ、そんな教育が自由な教育だと思う。
NPOまおい学びのさと代表理事・細田孝哉
(現職・高校教諭。スタッフ代筆)