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自由な教育で育つ子どもは?
北海道長沼町に「自由な学校」の設立を目指すNPO、まおい学びのさと・代表・細田の過去資料をnoteで、ご紹介しているシリーズです。
今回のテーマは
「自由な教育で育つ子どもは?」です。
この事については、我々の学校づくりにおいて、最も質問を受ける機会が多いような気がしています。
それでは、どうぞ!
↓ ↓ ↓
自由な教育で育つ子どもは、自己肯定感を大きく育み、大人に与えられた価値観を鵜呑みにせず、多様な価値観を批判的に吟味・咀嚼できるリテラシーをもつ。
広い視野で物事を考え判断ができ、寛容な態度で人や文化に接し行動することができ、自分なりの生き方を見いだせる成熟した人間となるだろう。
自由な教育は、決して指示待ちで「今だけ、金だけ、自分だけ」しか考えない拝金主義者を生まないだろう。
そして、温室育ちどころか、机上の学習とは違う必ずしも正解のない実社会の課題に対して、広い視野で真摯に取り組もうとする前向きな人を育てるだろう。
既存の教育こそ、18歳の選挙権を前にして政治的関心を削がれ、机上の知識だけを蓄積した世間知らずの若者を生んではいないだろうか。
このような教育で育つ若者は「完成品」ではなく、これからの課題多き社会に立ち向かい、より良き社会を築くために考え行動し、自分自身の未来を切り拓いていける素地を培われた人になるだろう。
それはまた、地球規模の課題に真摯に取り組んでいくことのできる「think globally act locally」な地球市民とも言えるのではないだろうか。
以上
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ここから先は、スタッフKの余談ですが。。。
昨年、きのくに子どもの村学園(私たちがモデルとしている学校であり、創設者の堀真一郎先生と、当会代表の細田は親しい仲)の児童・生徒さんとお話しする機会に恵まれました。
かなり多くの成人を目の前にして、即興でマイクで自分の意見を述べるというシチュエーションでしたが、きのくにの子ども達が皆、物怖じせずに堂々と自らの主張をする姿に心を奪われ。
そして、主張するだけではなく「他者の意見にしっかりと耳を傾ける」姿に、感銘を受けたのでした。
まさに、百聞は一見に如かず。
この会場にいらした参加者の方から「子ども達の姿を見て、答えがわかった!」という声が、あちらこちらで聞こえたのです。
では、今度は「自由な教育の方法は?」ということについて書きますね!
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