AI写真集をKindle出版したけど、1冊でやめとくよ
タイトルの通りです。
Kindleで副業を、と考えている方の参考になれば幸いです。
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事の経緯
先月ごろからStable Diffusionで簡単に画像生成ができると分かって、
色々と生成していました。
そんな中でプロンプトを調べたり、noteのおすすめ記事を見たりしていると、
Kindleで写真集を出版すれば、簡単な副収入になるとの情報が。
kindle Unlimitedで読んでもらったページ分だけ、
お小遣い程度の収入が入るという事らしいです。
確かに、ただただ自分で生成するよりは、お金に変わった方がいいかしらと、
一度出版に挑戦してみることにしました。
ただ、題材が難しく、また商用利用できるモデルも限られているため、
とりあえず人気がありそうな可愛いお姉さん写真集を出版しました。
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きちんと服を着た生成画像で写真集を制作
あまり露骨なコンテンツは作りたくなかったので、
20歳くらいの年齢で、日常っぽい画像を生成しました。
Kindle出版の設定に慣れていなくて、価格は適当に300円。
しかもUnlimited対応にし忘れたのですが、
初日からすぐに1冊売れて、95円のロイヤリティ(収入見込み)がつきました。
翌日には無事Unlimitedの設定もできて、それは7円のロイヤリティに。
これは楽ちんだわー、Adsenseよりも儲かるんじゃね?と、
第2弾をせっせと準備していたのですが、
色々と考えた結果、作らないことにしました。
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なぜやめるの?
グレーなところに踏み込むべきではない
まず、そもそもどこからが「わいせつ」に当たるかの問題があって、
AI生成物もその例外ではないということ。
私も男性なのでわかりますが、過激なものほど見られて当然です。
そこを攻めれば攻めるほど、グレーはどんどん濃くなります。
第2弾で準備していたのは、そこまでのレベルではないですが、
実際に行えば犯罪かも…という気がしたので、やめました。
Amazonにはかなりギリギリなものもあるようです。
Stable Diffusionを触っていれば、どこまでできるかもよく分かっているので、
安易に踏み込むところではないと判断しました。
こちらがとてもわかりやすく参考になりました。
子どもに見せられる、説明できるか
お父さんの仕事は、とか、お父さんの趣味は、というときに、
「AIで写真集作って売ってるんだよ」とは言えないな、と単純に感じました。
自信を持ってできないことはやるべきではないなと。
公序良俗に反している(どこがボーダーかはわかりませんが)という思いが、
心の中にあるんだと考えています。
誰かを傷つけるのかもしれない
AI生成物なので、この世には存在しない人(そもそも人でもないのか?)し、
モデルも商用可能のものなので、理屈上は何ら問題はないはずです。
私はフェミニストでも何でもないですが、
でも、やはり性的に刺激するものを生成するという行為は、
特に今の世の中的にはよろしくないように感じました。
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平和利用で広がってほしい
とはいえ、この技術自体はすごいので、
誰も傷つかない平和的な利用方法で、もっと活用されればなと考えています。
数百円、よくて数万円のために、ギリギリを攻めていくべきかどうか。
検討されている方は、よくよく調べて挑戦されることをおすすめします。
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