フランスへの留学生必見!~学生への食料支援団体まとめ~

Bonjour, tout le monde ! Maoです。
フランスでも日本と同じように、物価上昇や光熱費の高騰が問題になっています。インフレに対抗して、特定の食料品などを値下げするようなキャンペーンを実施しているスーパーもありますが、円安ということもありフランスでの生活がますます厳しくなっていると感じます。

フランスではありがたいことに、学生向けの食料支援団体が複数存在しています。今回はリヨンで活動している団体をまとめてみました!

フランス全土で活動しているLinkee

学生向けの食料支援団体で、最も大規模なのがLinkee。廃棄されてしまう食品たちを集め、希望する学生たちに配布しています。
下に記載したのはリヨンの場合ですが、他の都市でも同じように実施しているようです。

料金     :無料
配布タイミング:毎週月・火
配布時間   :19時~20時
配布場所   :月曜・HEAT(普段はレストラン)
       :火曜・Maison des étudiants(学生向けのイベントなどを行っている施設)

月に2回、3ユーロでもらえるEMF

こちらは有料にはなりますが、Linkee同様食料支援を定期的に行っている団体です。食料を受け取れる時間帯が日中なので、授業帰りにそのまま受け取れるのが助かります。

実際にもらった食料品たち

料金     :3ユーロ(カードで事前決済)
配布タイミング:月に2回
配布場所   :Maison des étudiants
配布時間   :13:30-17:00

インスタで不定期募集Cop1lyon

こちらはCop1というフランス全土に存在するボランティア団体で行っている食料支援です。リヨンには2023年に出来たばかりということもあり、活動は不定期のようです。

料金     :無料
配布タイミング:インスタで不定期募集
配布場所   :旧市街地の方で少し遠いのが難点

【番外編】フランス版こども食堂?La petite Cantine

こちらもフランス全土に広がるサービスで、日本で言うとこども食堂に近いかと思います。フランスの場合は子どもだけではなく、地域住民が自由に参加でき、食事が提供されるみんなの憩いの場のような感じ。

料金     :カンパ制(払う金額は自分で決めて良い)
実施場所   :リヨンの場合は3ヶ所
実施タイミング:週に複数回実施

リヨンのペラーシュ駅付近で開催されている会に参加してみましたが、私たちのような学生はほとんどおらず、地域の年配の方達が交流やボランティアを兼ねて参加している印象を受けました。日本人の学生が来るのは珍しいということで、興味を持って話しかけてくれる方も多く、楽しい食事会になりました🍽️

毎週日曜日はブランチメニューとのこと

・フランスの食文化や料理に興味がある
・地域の人たちとフランス語で交流したい
・誰かと一緒に食卓を囲みたい!

そんな方におすすめできる会でした。

食料配給に申し込む際の注意事項⚠️

どのサイトも英語とフランス語で併記されている場合が多いので、フランス語が不安な方でも問題ないとは思うのですが、何度か申し込んでみての注意事項はこちら。

・配布当日は学生証の提示が必須
・配布される量には限りがあるので、早めに申し込む!
・キャンセルする場合は事前に連絡する

円安ということもあり、フランス留学自体のハードルがすごく上がってしまっているのは残念ですが、実際に渡仏してみると様々な支援やサービスのお陰で、なんとか生活できています🏠
この記事を読んでくださったみなさまのフランスでの留学生活が、少しでも快適なものになりますように……!


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