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素敵な原田マハ小説の素敵さについて。(今2回出た素敵はわざとだからね)

もしも君が今と違う顔で
もっと違う声をしていたら
こんなに苦しい思いをせずに
今日を過ごしていたのかな
たぶん違う出会い方でも
同じように君を好きになったよ
だってそういうものだからね

楽しみにしていたゴッホ展に行ってきた。
3年前に原田マハさんの「たゆたえども沈まず」を読んで以来、ずっとゴッホ展を待ち望んでいた。

「アートはともだち」
そのことを伝えるためにアート小説を書いているというマハさん。

私にとってのアートは…
おしゃれで憧れているクラスメイトのお兄ちゃんの彼女の忘れられない初恋の人(誰)
ぐらい、よく分からんけど素敵で素晴らしい何か素敵なもの。
今、2回出た素敵はわざとだからね。どうでもいいか。(backnumber)


だったけど、
今日出会えたゴッホの作品たちは、私にたくさんたくさんたくさん話しかけてきた。
ともだちみたいに。

「みて、太陽の黄色。優勝。太陽光、優勝」
「あかんわ、もうしんど。生きてるのしんどすぎでは」
「入院なう。しかし庭、綺麗すぎた。これは描くしか」

そんな感じ。
(多分ゴッホがTwitterやってたらこんな感じやんな?知らんけど)

ゴッホが話しかけてくるから
うちもその絵の前から離れられなくなる。

「ほんまにすごい、わかるわかるわかるわー、太陽、尊すぎ」
「え、素敵すぎやん、こんな瞬間描けるん天才すぎ」
「まって、まじめに天才。もう海の匂いするもん、波の音聞こえるもん。え、泣いてるん?どしたん?寂しいん?みんなめちゃ見てくれてるで。頑張って!」

みたいな。
(もちろん心の声)

マハさんの小説読んでゴッホ展行ったらゴッホと会話できるようになりました。
たぶん、今、うちゴッホとだいぶ仲良し。

仲良しなった記念にライブの物販かな、ってくらい買い物もしてきた。

ゴッホ展行くなら、是非この本読んでから行ってみて〜!


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