シドツアーで思うこと

今、大阪のホテルに着いてこれを書いてます。

本当は街歩きしたかったんだけど、雨が降っちゃってたから今日はホテルでのんびり。
で、ここ3本のライブのことなんかを思い出しながらちょっと余韻に浸ってたら書きたくなって、って感じで書いてます。

シド海辺ツアー、順調に進んでて横浜福岡名古屋ときて明日は4本目の大阪公演。まだツアーの途中だけど、感じたことを素直に書きます。

今回のツアーはなんといっても声出しの解禁が大きかった。
ステージに出て行ったときのあの大歓声。
今まで数え切れないほどのステージに立ってきたおれでも、初日横浜のオープニングの歓声にはウルッときちゃったね。
約3年間も収容人数や声出しを制限されてきたから、お互い溜まってたよね。体感的には今までのどのツアーより声が届いてくる。みんな熱いよ！

そしてファンのみんなの声があると、自然と歌にも熱が入るしいい歌が歌える。
特に今回の海辺っていうアルバムは歌詞の世界観を軸に構築していったアルバムだから、歌は感情移入の部分がすごく大事で。その感情移入への道に自然と導いてくれるのがみんなの声でした。自分でもびっくりするぐらい歌詞の世界に浸りながら歌えてる。

あとはそうだな。会場が久しぶりのライブハウス っていうのもいいね。
大歓声+ライブハウス効果で、それこそシドを始めた当初の熱い初期衝動みたいな気持ちがどんどん蘇ってきて。
「おれライブしてる！」「おれ生きてる！！」って、汗だくになりながら歌うのが本当に気持ちいい。フロアのみんなの顔も生き生きしてて素敵だったよ。

こんな経験が出来てるのもある意味この辛い3年間があったからで。
今は「あのまま順調に活動できてたら…」なんて後ろ向きなことは一切考えずに、とにかく今を楽しむことに全力の日々です。
そして何より離れてる間もしっかりとついてきてくれたファンのみんなのおかげでこうやってまたステージに帰ってこられたから。

心から感謝してるよ、ありがとう。

山だって高ければ高いほど山頂に辿り着いたときの景色が綺麗なように、おれたちが一緒に乗り越えてきたこの3年間は、きっとこの先の素晴らしい景色へ続いてると強く信じてます。

シド20周年、一緒に最高を見にいこうね。

ここからファイナルの東京へ向かって、またどんなドラマが生まれるのか。
楽しみにしてます。

そうだ、明日の大阪公演が終わって翌日にはMao's Room初の打ち上げトークイベントも決まってます。
ライブの翌日の余韻をファンのみんなと一緒に味わえるなんて素敵だよね。
https://fanicon.net/tours/889/1600/6605
こちらも楽しみにしてます。

秘密のメッセージもいつもありがとね。
またね！

マオ