自分で自分にスキしよう!
昨日初めてスキが0の記事が生まれた。
私は伝え方が下手で伝わらないことも多々あるかもしれないが、いつも常々自分を肯定しようと考えているし、時には主張もしている。そんな私であってもこの事実は何か自分自身を世界から否定されたかのように感じてしまう。
「スキが0? みんな分かってないね」「読んで貰えただけで嬉しいハズだ」「スキなんて気にしなくてもいい」などと虚勢を張ってみてもスキが0という事実から受ける苦痛を減らせるほどでは無かった。
スキが0になった理由は分かる。いや、分かった。私の筆力が足りないのは重々にある。しかし更にリサーチが足りなかった。
スキが0になったのはこのお題企画への投稿だ。記事の中でこのような文が書かれている。
我が家に伝わるレシピやそのメニューにまつわる思い出など、自由に綴っていただければと思います。
これを真に受けて思い出話メインで小説として投稿してみたわけではあるのだけど、このお題企画で人気になっている記事を見ると「#我が家の秘伝レシピ」を見ている読者にそんなものは求められていなかった。そういうわけだ。皆軽いエピソードの付いた美味しそうなレシピが知りたいのだ。
もちろんそんなの抜きに私の書き方が悪すぎたというのも多分にしてあるのだが。
しかしスキ0の記事、本当に誰にも好きになってもらえない記事なのだろうか?
違うだろう!
書いた私は、自分自身は知ってるのだ。どんなに文章が下手で、言い方が下手で、他人に伝わらなかったとしても自分にとっては数少ない大事な思い出だと、大事な想いだと、心を込めて書いた文章だと。
幸いなことにスキは自分自身でも押せるというのを今日偶然知った。
スキ0の記事をそのままにしてはいけない。自分の書いた記事だ。何度も読み返しながら書いた記事だ。書いた直後は素晴らしいと思っていた記事だ。
冷静になってみたら悪く見えったって、公開したのを恥ずかしく思ったって、自分自身ぐらいはスキして愛してやろうじゃないか。
そうだろう?
ただでさえ他人と比較される世の中だ。自分まで自分を否定したらツライじゃないか。