第7回添削杯参加レポート~ついにリアル添削杯
2023/9/17に開催された添削杯に参加しました。今回はオンラインではなく名古屋でのリアルイベントでした。当日の朝は、運転を引き受けてくれた優しいパイセンにモーニングコールをするなどして危なげなく本戦に臨みました。
1.使用デッキ
[土地]
4:《Taiga》
2:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2:《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》
3:《森/Forest》
3:《不毛の大地/Wasteland》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
[クリーチャー]
4:《腐れ花/Cankerbloom》
1:《探索する獣/Questing Beast》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1:《忍耐/Endurance》
3:《下賤の教主/Ignoble Hierarch》
2:《エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide》
3:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
1:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1:《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》
2:《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
2:《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1:《激情/Fury》
[呪文]
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
1:《虚空の杯/Chalice of the Void》
1:《羅利骨灰/Tear Asunder》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《ブラック・ロータス/Black Lotus》
1:《Mox Pearl》
1:《Mox Sapphire》
1:《Mox Ruby》
1:《Mox Emerald》
3:《稲妻/Lightning Bolt》
2:《時を超えた英雄、ミンスクとブー/Minsc & Boo, Timeless Heroes》
2:《燃えがら蔦/Cindervines》
2:《活性の力/Force of Vigor》
[サイドボード]
3:《解き放たれた狂戦士/Unchained Berserker》
2:《忍耐/Endurance》
2:《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1:《羅利骨灰/Tear Asunder》
1:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
1:《輪作/Crop Rotation》
1:《根の迷路/Root Maze》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《紅蓮操作/Pyrokinesis》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《The Tabernacle at Pendrell Vale》
![](https://assets.st-note.com/img/1694949976905-FznMyj36Uo.jpg?width=1200)
最近よく使ってる赤緑ビートダウンです。Moxを割ったり《溜め込み屋のアウフ》で咎めたりしてるのでヴィンテージのポンザと勝手に呼んでたりします。元々はMOの5-0リストから拾ってきたものを色々調整しています。
・クリーチャー
《腐れ花》
2マナ3/2で、1マナと自身をコストに《帰化》か増殖を行います。序盤は《タルモゴイフ》以上に打点が高く、置物を割るのにも使える器用な子。能力を使うとクロックが大幅に減るものの、《タルモゴイフ》のクリーチャーカウントが稼ぎやすいのでそこで補います。
《探索する獣》
能力がたくさんある4マナ4/4。《一つの指輪》のプロテクションを抜くために採用。基本的には《時を超えた英雄、ミンスクとブー》のほうが強いです。
《タルモゴイフ》
緑の定番クリーチャー。多少妨害してもすぐに復帰されるのでこいつのクロックで速やかに相手のライフを削ります。
《忍耐》
緑のインカーネーション。《最後の審判》デッキや墓地コンボに強い上に単純にマナレシオが良好なものの、このデッキだと3マナが重いのでメイン1サイド2にしています。
《下賤の教主》
ジャンド版《貴族の教主》。最近流行りの《オークの弓使い》には弱いものの、賛美の打点とマナを出せる点が強いのでメイン3です。相手が黒いときは大体2枚は抜いてます。
《エルフの指導霊》
《猿人の指導霊》
使い捨てのマナ加速。このデッキは自分の《溜め込み屋のアウフ》で容易にマナスクリューする上にマナベースに対してやや重い構成なので必要不可欠です。《猿人の指導霊》は後手1ターン目で《紅蓮破》を唱えられるようになるのも良き。たまにクリーチャーとして場に出てきます。
《溜め込み屋のアウフ》
ヴィンテージの緑では定番のクリーチャー。これで相手のMoxを縛ります。これが1ターン目で着地するかどうかで勝率の変わるマッチが多々あるので、多少無理をしてでも出せるようにしています。とはいえ自分のMoxを縛って首が締まることもあるので、メインは3で留めています。
《漁る軟泥》
気持ちばかりの墓地対策。《最後の審判》デッキへのささやかな妨害も兼ねて採用しました。
《アロサウルス飼い》
カウンター対策。《探索する獣》や《時を超えた英雄、ミンスクとブー》などが大振りなのでこれでバックアップしながら出したいです。
《月の大魔術師》
3マナとやや重いものの、環境にいる大体のデッキには刺さるので採用。大抵《意志の力》の的ですが、着地するだけで《ウルザの物語》を除去できるのは大きいです。
《激情》
赤のインカーネーション。強い相手には強いものの弱い相手には弱いので1枚だけ。
・スペル
《精神的つまづき》
《虚空の杯》
《ブラック・ロータス》
《Mox Pearl》
《Mox Sapphire》
《Mox Ruby》
《Mox Emerald》
制限カード。《Mox Jet》だけは持ってないので不採用です。
《羅利骨灰》
追放版《帰化》。ジュエルショップの《ワームとぐろエンジン》がどうにもならず、《一つの指輪》も除去できるので採用。キッカーの黒マナは《Mox Jet》がないので《下賤の教主》から捻出するしかありませんが、そもそもキッカーする機会が稀なのでそこまで困らないです。
《紅蓮破》
赤いデッキの嗜み。これがないと困る場面が多いものの引きすぎても困るのでメイン1サイド1です。《赤霊破》と違って青いカードがなくても唱えることは出来るので、《タルモゴイフ》のサイズアップに貢献します。
《稲妻》
赤の定番除去。火力故にサイズが大きい相手がどうにもならないものの、本体に投げられることで助かる場面も多いのもあってメイン3は欲しいです。
《時を超えた英雄、ミンスクとブー》
ヴィンテージの4マナPWではトップクラス。フェアデッキ相手は出ればほぼ勝ちで、多色なのでピッチコストとしても優秀ですが、重いのが難点。《探索する獣》がいるので2枚で抑えてます。
《燃えがら蔦》
相手のスペルに反応して1点飛ばすエンチャント。1マナと生贄で《破壊的な享楽》も出来ます。スペル主体のデッキに対してプレッシャーを掛けつつ置物対策にもなりつつピッチのコストとしても優秀で腐る相手がほぼないので2枚採用。
《活性の力》
置物破壊の強力なピッチスペル。強いものの、《一つの指輪》、《ワームとぐろエンジン》、《鋼の風のスフィンクス》などに効かず、割りたいものが1枚しかない場合はジリ貧になることもあって2枚引きたくないことが多いので2枚で十分だと思います。
・土地
《耐え抜くもの、母聖樹》
置物対策になる土地。《鋼の風のスフィンクス》に対する唯一の回答であり緑マナにもなるので汎用性が高いです。ただ固め引くと事故るので2枚が限界だと思います。
《不毛の大地》
《露天鉱床》
《ウルザの物語》を割らないと死ぬので採用。本当は《不毛の大地》は4枚欲しいものの、カラースクリューしがちだったのと枠の都合で3枚に。
《Taiga》
《霧深い雨林》
《新緑の地下墓地》
《吹きさらしの荒野》
《森》
色マナ。《Taiga》は最初3枚だったものの、赤マナが足らなかったのとせっかく4枚揃えてたので4枚に。フェッチは《樹木茂る山麓》が他で使ってたので不採用ですが、《山》を入れてないので十分だと思います。《吹きさらしの荒野》も《新緑の地下墓地》に変えて墓荒らしに偽装する手もありますがそこはお好みで。
・サイドボード
《解き放たれた狂戦士》
白単イニシアチブ対策。イニシアチブとエスパーティンカーが多い予想だったので、どちらにも刺さるこれを3枚にしました。ここの枠は最後まで悩みました。
《精神壊しの罠》
コンボ対策。《最後の審判》デッキやジュエルショップ、最近出てきた鏡ストーム対策です。
《輪作》
《ボジューカの沼》
《The Tabernacle at Pendrell Vale》
墓地対策。《The Tabernacle at Pendrell Vale》は1枚しかないので《輪作》で水増ししています。
《根の迷路》
土地とアーティファクトがタップインになるエンチャント。ショップ系のデッキが苦手なので、初手でMoxと一緒に置けるとイージーウィンできるこれを採用。自分の首も締めますがないとどの道死んでると思えば諦めもつきます。
《紅蓮操作》
《激情》の元ネタ。こちらはPWを焼けない代わりにインスタントなので《オークの弓使い》にも効きます。
2.大会結果
メモが取れてないので若干うろ覚えです。
R1 ペインター ×〇〇
G1 相手が初手で《多用途の鍵》を展開した返しに《精神的つまづき》をトップ。そのまま《Time Vault》を置かれて負け。
G2 メインで《空僻地》以外に特殊なカードを見ておらずアーキタイプ特定できず、とりあえずファクト対策を突っ込んだところ、《絵描きの召使い》が出てきてデッキを特定。とりあえず全部割って勝ち。
G3 《溜め込み屋のアウフ》で相手のマナ基盤が死んで勝ち。
R2 エスパーチブティンカー 〇〇
G1 《白羽山の冒険者》を《稲妻》で処理しつつ《腐れ花》を展開、《活性の力》でマナ基盤を壊してイニシアチブを奪って勝ち。
G2 相手がダブマリのところ、マナ基盤を壊して殴り続けたら相手が引いたカードをプレイできず勝ち。
R3 ゴロスショップ 〇〇
G1 《活性の力》2枚とクリーチャーでキープしたら相手のマナ基盤全部壊れて勝ち。
G2 《世界のるつぼ》で《不毛の大地》をぐるぐるされそうになるも《根の迷路》と《溜め込み屋のアウフ》が何とかしてくれて勝ち。
R4 《最後の審判》 〇×〇
G1 配信卓。《ネクロポーテンス》が相手の首を絞めて勝ち。
G2 決められて負け。
G3 ダブマリから《精神壊しの罠》2枚と《虚空の杯》だけでキープするも《虚空の杯》がカウンターされる。次のターンも何も引かず返しで相手が《最後の審判》をキャスト。そのまま突っ張ってくれと祈っていたら突っ張ってくれたので《精神壊しの罠》連打で勝ち。
R5 ID
R6 ID
8位抜けでSEへ。
SE1 《最後の審判》 ××
G1 R4と同じ方。普通に決まって負け。
G2 初手の《虚空の杯》がカウンターされ、デッキ1枚残しの《タッサの神託者》に《稲妻》で抵抗するもカウンターされて負け。
1没です。予選全部後手からSEに残れたので上等かなと。R6は負けても残れてたのでIDせずに戦ってたら順位が変わっていてワンチャンあったかもしれないけど後の祭りですね。
主催の添削さん、スタッフや対戦してくださった方々、本当にありがとうございました。賞品を提供してくださった方々もありがとうございます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694954742165-1gO0faJn07.jpg?width=1200)
3.追記
今回のイベント、最も印象的だったデッキに与えられるデッキ賞、受賞者はヴィンテでは滅多に見ない赤緑ビートダウンを使用して見事TOP8まで駆け上がったマオさん(@AKrRURhFF3jqM4j)でした!おめでとうございます!! pic.twitter.com/evdMrudclt
— 添削杯運営アカウント (@tensakuhai) September 18, 2023
またもやデッキ賞を頂きました。賞品多いのはこれも原因の一つ(そうでなくとも豪華ですが)。
他にもVtuberデビューやサプライ自作時の相談券も頂けるとのことですが、個人的には持て余しそうです……。誰か欲しい方がいれば譲ろうかと思いますが、細かい話は何も伺っていないのでまあまたいずれ……。