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刺激と安定
安定はしているけれど、つまらない。決して不幸ではないけれど、だからといって満足しているわけではない。
「普通の日々を送れることが幸せだ」なんて人は言うけれど、自分はそうは思わない。なのに、この状況を変えようとは思わない。
それは、結局そこに居心地の良さを感じてしまっているからだと思う。
居心地の良さと人生のつまらなさは両立するのだと思う。なぜなら、楽だから。何も起こらないつまらない人生は、色んな刺激にいちいち反応しなくても済む。だから、楽。
合理性を突き詰めれば、人生はただ食って寝るだけの人生に辿り着く。それは生きるためには必要なことだ。でもそれじゃつまらない。
今思えば、1年から2年まではそんな生活を送っていた。ただバイトをして遊んで買い物をして大多数の大学生と同じ生活。ふとした瞬間に「自分は何をしているのだろう」と急に将来への不安がよぎり昼夜逆転生活。
インターンに参加して気付いたことは、人生は何をしたっていいし、どこへ向かってもいい。親も上司も同僚も、所詮みんな他人。自分の思うがままに人生を歩むには、今の生活を破壊するしかない。それには多少なりとも狂気がいる。欲がいる。そんな破壊行為を阻害するのが理性だったり合理的思考だったりするんだろう。
合理的思考が大事だの建設的に物事を考えろだの色々と本も出版されているが、結局それって社会の歯車になりやすい人間を育成するための教育じゃないか…?なんて逆張り人間な私は思ったりする。私自身、散々志望理由書で合理的思考を身に付けたいなど書いてきたが、今はそうは思わない。身に付けたところでつまらない人間になると感じたからだ。
そう感じたのかきっかけは秋田だ。
秋田のインターンで学んだこと
素の自分のままでいいのだと、自分の直感を大事にすべきだ。そう教えてくれたのは秋田でのインターン先の社長だった。
「お前のキャラはいいんだから、そのままで生きなさい」当時自分の行く先が全く見えずとにかく不安だった私は社長の言葉に救われたんだと思う。この言葉は一生忘れない。(そんな言葉を言ってもらえたのが嬉しくて涙目だった)
まさか自分のキャラがここまで評価されるとは思わなかった。そしてこのキャラが社会や大人に潰されるのは勿体無いと思って採用してくれた社長には本当に感謝しかないんだ。
自分に自信を持とう。もっと自分を愛して、大切にしてあげよう。そう思ったのを覚えている。
それと同時に、「感覚で面白い方向に行こうとしているのにどこかに頭の良さが残って行動できてない」とも言われた。
選択で迷うな。自分がやってみたいことは全部やったらいい。
決断で考えるな。考えても時間が経つだけ。直感でいいから行動しなさい。
秋田での学びはこんな単純だけど今までの私は気付けなかったことだ。あの1ヶ月は私のターニングポイントのような気もする。
まとめ
大事なことは、自分の中の狂気を育てること。それは自分の可能性だったりアイデアだったり色々な形かもしれない。自分特有のものを大事にする。これを実行できる人間になりたい。
今はその過程。出会う人、経験は城後の素材となっていく。だからこそ、1人1人、1つ1つを大事にしていきたいね。