自己紹介│女装歴とかきっかけとか

こんにちは! Maoと言います。
元々趣味で女装を始めたのですが、いろいろあって今はとあるニューハーフヘルスで仕事としても女装してる人です。 

主に女装のこととか、仕事のこととか、使っている女性ホルモンのこととか書いていこうかなと思っています。あと読書が趣味なのでその辺もいつか書くかも。

ここからはもうちょっと詳しい自己紹介を書いていきますね。

女装に目覚めるまで

突然ですが、男性には2種類の人がいると思っています。
「可愛い」と言われて嬉しくなる人と、そうじゃない(むしろ嫌だったり失礼に感じる)人です。

僕の場合まごうことなき前者でした。まぁ、今もそうですけどね。
物心ついてない小学生の頃から既に、親戚や身近な大人に「可愛い」と言われるのが一番嬉しかったことを覚えています。

ですが残念なことに、生物学的男性は中学生あたりから第二次性徴が始まってどんどん男らしい身体付きになり、体毛も濃くなってきて可愛いと言われることなどめったになくなってしまいます(その点女性はまだ言われ得る期間が残っているので羨ましいです…)。

そこで、自身の変化をはっきり自覚し始めた頃から、男らしくなることに抗うようになっていきました。

・声変わりが進まないようにできるだけ高い声で喋ったり歌ったりする(おかげで?今も中途半端な中学生みたいな声です)
・体毛は全部剃る、または抜く
・身長が伸びすぎないように寝る前にひたすら祈る(が、虚しく男性の平均くらいになる)
・いわゆるオ〇禁をする。年頃の割に少ない回数だった

我ながら、今思うと涙ぐましい努力です。

初めての女装

女装デビューは20歳の頃です。
高校を卒業して少しの間、僕はあれだけ燃えていたはずの「可愛くなりたい」という気持ちをすっかり忘れ去っていました。

ですが、ある日TwitterのTLを眺めていた時にたまたま可愛い女の子の画像がバズっていました。
そのプロフィールを読んでみて衝撃を受けました。
なんと自分と同じ男だったのです。

「その手があったか!」

心の底で眠っていた「可愛くなりたい」という気持ちが飛び起きました。
それまでの僕には「男らしさに抗う」という発想はあっても「女装して可愛くなる」という発想はなかったのです。

その日のうちに女装のやり方を調べ、Amazonで化粧品とウィッグとセーラー服(女の子=セーラー服という安直な発想)を注文しました。

そして荷物が届いて、親の目を盗んで初めて女装してみると!


……お世辞にも可愛いとは言えませんでした。
そりゃそうです。最初から可愛くなれるなら世の中の女子は誰も苦労しません。

ですが、 それからは美容に力を入れたり、Twitterで女装自撮り垢を初めてみて、少しすつフォロワーが増えていくうちに、次第に自己肯定感が高まって「自分、可愛いかも……」と思えるようになりました。
女装という行為は、趣味とはいえ自己受容の助けにもなるものなんですね。

現在の自分

その後、なんやかんやあって(端折りすぎですが)ニューハーフヘルスに入り、女性ホルモンも初めて更に女性の見た目に近くなっていきます。

とはいえ結局「自分は自分!」と思っているので、実を言えば「女装男子」「男の娘」「ニューハーフ」など、どの言葉もしっくりこないんですけど、分かりにくいので心の中でどれと思ってもらっても大丈夫です。

そんな感じです。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
よかったらこれからもお時間のある時にチェックしてみてくださいね!

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