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#06サスティナブル調査隊

西友!プランツラボラトリー社が東大と共同開発した植物工場スキームを採用

本日はスーパー、西友の取り組みです。

昨日もサラッと野菜工場の話しを持ち出しましたが、今日はその生産取り組みを西友が店舗で実施し直売するというお話です。

西友が「プランツラボラトリー株式会社」という企業と合同で、西友上福岡店に「店内植物工場」を開設し、水耕栽培レタスを販売するというものです。(埼玉県ふじみ野市)

ちなみに販売開始は2月26日との事です。

店内植物工場内でレタスを栽培し毎日収穫、すぐに地下1階の野菜売場にて1株137円で販売されます。近隣の西友店舗でも販売予定しているそうです。

この取り組みの背景として、生産者の顔が見える野菜、鮮度の高い野菜へのニーズは高まっており、それらの商品の取り組みを強化した結果、売上は年々増加しているという経緯があるようです。

今年度中に地場野菜/契約野菜の青果における構成比を約10%まで高めることを目指して運営されるとの事です。

また、植物工場で栽培された野菜は、天候に左右されない安定的な商品供給を可能とし、「店産店消」かつ「無農薬栽培」の実現で、これがサステナビリティにつながるという意図もあります。

これは「地産地消」から「店産店消」という、より細かなセルの中で消費者に寄り添った生産環境が生まれるという事です。

今後この取り組みが発展すれば、産地から販売店へ運搬する中間業者も時間も省くことができ、その地域で必要な数の作物を計画的に育てることもできるのだと思います。

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しかし現状では、西友が公開した販売価格から考えると、設備やランニングのコストは高く、すぐには大量生産の農作物と同等になるとはいかないでしょう。

この先、取り組みが成功し安価な設備投資で運用できるようになれば、そのノウハウを提供する事で、飢餓をなくすという目標にも貢献するのではと考えています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 今後も、世の中の「満足度向上」に貢献できるよう、アウトプットしてまいります。 "スキ"の数が増すごとに、私の満足も高まり、励みになります! ★お問合せフォーム https://forms.gle/Xs6NfjeJ13MyrBJLA