(狩人の小話)わな猟は参考書より奇なりw
今こそ鹿だ猪だ、網まで獲ってカラスを相手に大乱戦なんてしょっちゅうの話になったものの、わしが日本のわな猟免許を取った頃は、箱わなの方は未経験に等しかったw
なので当初はこんな事も日常茶飯事だったわけでwww
わしの場合、わな猟については師匠が居るわけでもなく殆ど独学だったので、それはそれは最初は苦戦したよw
「うつ(獣の常用の通り道)はどれよ?」から、「締め付け防止金具の調整はどんなもんでいいんだろう?」までw
まぁその辺は見廻りで毎日山に入るようになって、今でこそすっかり?判る様になってきたが、まぁ大変だったねw
一番大変だったのは、一昨年の盆前の対ハクビシン戦だっただろうか。
それ以前は完全に決め確のトコで獲った事があるだけで、あの時が箱わな使っての対ハクビシン戦の初陣みたいなものだったw
3ヶ月位苦戦&わなのトリガー研究とかしつつ、思いついたのは「踏み板式→チンチロトリガー式」に変えることだった。
結果はコレの二つ前位の動画に上げてる(年齢制限かけてあるからな?)通りになったわけで、この時点でようやく箱わなもそこそこ使えるようになった感じである。(余り使ってないけどw)
で、ちょっと話を戻してw
わしは現在、麓に広大な畑を抱える集落の山がメインの戦場になってるわけだが、この人里付近ともなると、参考書とかとは全く異なる事がいくつかw
罠の匂いを気にするってやつな?
山奥で自活してる鹿や猪とかは確かに匂いを気にしないと掛かりにくい。
ところがどっこいw人里付近になると、新品埋めたばっかでも、決め確の道に置いた場合は掛かるw
とある所で聞いた事がある。
「わなの鉄の匂いを気にするような鹿や猪が、人の手の入った畑のモノなんか食わんwそこまで出てきちゃってるヤツに、わなの匂いは余り気にしなくて良い」
・・・それについてはわしも実戦を持って実感したw
もう一つ、「逃げ道ルート」と呼ばれてるうつについても、全く同じところで猪を4頭も引っ掛けてる時点でこれもまた実感w
やはり見ただけ聞いただけの「知識」と、実戦をもっての「経験」は、全くの別物だと実感してる今日この頃、これからもまだまだ経験が増えていくんじゃろうなw
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