🔎 マンゲキサインヒストリー ✐☡ジョックロック　ゆうじろー編

意外と知られていない!?
マンゲキメンバーの「サイン」の誕生を大調査✨
「マンゲキサインヒストリー」✍🏻

芸人なら誰でも持っている、サイン!!✒️
そのサインはどういった経緯で誕生したのか
皆さまご存知でしょうか？💭
この企画では、
隣人 橋本市民球場がインタビュアーとして
サインのルーツを深掘りしていきます🔍

今回サインについて語っていただくのは…

🌟ジョックロックゆうじろーさん🌟

🔽ジョックロックゆうじろーさんのサインはこちら✍️

以下、
橋：隣人 橋本さん
ゆ：ジョックロック ゆうじろーさん
でお届け致します。

🔍ジョックロックゆうじろーさんのサインヒストリー🔍

【サインヒストリー】
ジョックロック ゆうじろーさん

橋：隣人 橋本さん
ゆ：ジョックロック ゆうじろーさん

橋：さあ始まりました！
　　マンゲキサインヒストリー！
　　複雑に入り組んだ現代社会に
　　サインという名のメスを入れ、
　　原因究明に奔走いたします。
　　MCの隣人 橋本市民球場です。
　　今回は第56回目となりました。
　　ゲストはこの方です！

ゆ：ジョックロック ゆうじろーです！
      よろしくお願いします！

橋：ようこそ〜

ゆ：お邪魔します。

橋：ありがとう〜
       早速サインは一度書いていただいたと
　　思うんですが、
       改めてこの紙に
　　もう一度書いてもらってもいいですか？

ゆ：かしこまりました。
    （サインを書く）…はい！

橋：おお〜

ゆ：こんな感じですね、僕は。

橋：なるほど、かっこええな。

ゆ：ほんまですか！嬉しいっすね〜

橋：僕、累計で10人くらい
　　聞かせていただいてるんですが、
       サインを見れば
　　その人が過去に何をやっていたか
       なんとなく見えてくるんですね。

ゆ：占い師みたい（笑）

橋：っていうのも、
      野球部やったやつは
      サインにプロ野球選手感が
　　ちょっと出んねん。
     …っていう意味では
      なんか野球っぽくはないなと
　　いう感じがするんですよね。

ゆ：お〜

橋：ただ、スポーツはしてた人の
　　サインなんです、これは。

ゆ：わかるんや。

橋：スポーツやってた人って、
　　絶対1回は練習してんねん。

ゆ：まさにその通り。

橋：ただ、
　　サインがいっぱい求められるスポーツ…
      野球じゃないってなったら、
      残ってるのは1つだけ。ゴルフ！

ゆ：なんでやねん（笑）
      あんまイメージないんですけど（笑）

橋：違う。サッカーやな？

ゆ：まさにそうですね！

橋：スポーティーなサインやな！

ゆ：僕ずっとサッカーをやってて、
      サッカーといえば
　  最後にシャッて書くイメージ。

橋：なんかシャッて書くイメージあるわ。
       Jリーグチップスとか
       日本代表チップスとかなんか買ってたのよ。

ゆ：サッカーしてないけど？

橋：うん。
      カードにサイン書いてたりするやんか。
      あれ確かに野球選手とサッカー選手、
      ちょっとちゃうねんな。なんとなく。

ゆ：野球選手のサインは実際にあんまり見たことないんですけど。

橋：野球選手はアルファベット感がないねん。
      サッカー選手のサインって
      ちょっとだけアルファベット臭がすんねん。

ゆ：めっちゃします。

橋：これとか絶対「Y」やん。

ゆ：「Y」ですね。

橋：こういうのが
      なんとなく野球選手とサッカー選手で
      ちょっとだけ違うというのが
　　僕の過去のあれでわかりますが…
      おそらくこの大きく書いてるのが
　　「Y」でしょう。
      あとは「うじろー」も書いてますね。

ゆ：そうなんです。
      さらに「ゆうじろー」なんで
　　ちゃんと伸ばし棒も入ってます。

橋：これはかなり完成されたサインですね。

ゆ：ここに来るまでに紆余曲折ありました。

橋：その辺を
　　いろいろ聞いていきたいなと思うんですが、
       ちなみにこのサインは
　　期間で言うとどれくらい使ってるの？

ゆ：ここ最近ちょっとしたチェンジがあって、
      これになったのは2ヶ月です。

橋：まだ2ヶ月しか経ってないサインなんや。
      ホヤホヤやんか。

ゆ：プチ整形させていただきまして。

橋：二重ぐらいの。

ゆ：そうですね、それくらいの。

⭐️サインの歴史を遡る⭐️

橋：ちょっと遡っていこか。
       サッカーをめっちゃ頑張ってたって
　　知ってんねん。
       ちなみに学生時代に
　　サイン書いてきたことって結構ある？

ゆ：小1の頃から練習してましたね、
      教科書の端っこに。

橋：サインのサラブレッドやな。
       ちょっと順送りでさ、
       この今日のサインが最後やったとして…

ゆ：書いていきましょうか。
     （サインを書く）

　　最初はサッカー選手になるつもりで
　　サインを考えてまして。
       僕の名字が「かく」っていうので、
      うろ覚えですけど
　　ローマ字で書いたりしてました。
      走り書きですけど、そのままローマ字で。

橋：まとまってるな。
      これが小1ね？

ゆ：さすがに盛ったか…ローマ字書かれへん（笑）
       小3くらいからやったと思います。

橋：中学生くらいまでこれやったんかな？

ゆ：そうですね。
       ここからちょっと成長したら、
      （サインを書きながら）まず1個目を大文字にして、
        ここも大文字にしちゃって、
        ここをこうしてました。

橋：何よ、これ。

ゆ：終わりですよ、みたいな。

橋：フランス料理と一緒な。
      斜めに置いたんやな。

ゆ：マヂカルラブリーさんみたいな（笑）

橋：これはいつくらいの？

ゆ：中学です。
       この辺からより
　　プロサッカー選手になる意識を持ったんで、
       サインも変わってきます。
       確かね…背番号を入れました。

橋：いいですね（笑）
      海外意識が出ましたね。

ゆ：まずゆうじろーから書く。

橋：「Yujiro Kaku」

ゆ：背番号11。
      めっちゃよくないですか？

橋：かっこいい。

ゆ：サッカー選手っぽくないですか。
       野球選手感も若干あるのかな。

橋：野球選手は英語書きはらへん。
       新庄くらいや。

ゆ：今これでもいいくらいですね。

橋：まだ大きく変わってきてませんが、
      海外への意識が見えてきた。これは？

ゆ：中3くらい。
      結構仕上がったなとは思ってて。
      で、高校ですかね。

橋：この頃はどういう意識を持ってたんやろ。

ゆ：（サインを書く）

橋：ちょっと崩しだしたんやな。

ゆ：筆記体で。
      「Kaku」は捨てました。

橋：「Yujiro」のみにしてアンダーライン。
        いっぱい書かなあかんかもなって
        思いだしたんやろな。

ゆ：早めに書けないといけないので。
      サッカー選手になるんやったら
　　こんな感じかなって。
      大学生もこれでいったので、
      もう次は芸人、NSCに入りますね。
      結構近づきます…（サインを書く）

橋：あら！
      今はアルファベットの「Y」なんだけど、
      始まりはひらがなの「ゆ」やんか。
    「ゆうじろー」って書いてるやん。
     だいぶ近づいたな。

ゆ：そうなんです。

橋：これがNSC入りだして1年目くらい。

ゆ：今思い出したんですけど、
      1個だけ忘れてたのを出していいですか？

橋：ちょうだい。

橋：出た、
     「かく」やんか。
      タグさんのサイン、こんなんやねん。
　（※次回のサインヒストリーはタグさんになります。
　　タグさんのサインをお楽しみに！）

ゆ：今日見ました、学祭一緒で。
      こんなんでしたね。

橋：絶対今の方がええ。

ゆ：それ、
      タグさんに対しても
　　言ってるようになりますよ（笑）
      大丈夫ですか？

橋：1回こういう
　　エンブレムっぽくしたい時あるよな。

ゆ：シンプルにいけるんちゃうかと。

橋：このマークだけでわかるっていうな。
      布袋（寅泰）とかデヴィッドボウイとか、
      マークだけでその人ってわかるやん。
     そういう時期、わかります。

ゆ：…（サインを書く）
　　もうこれですわ。

橋：割と変えたね。

ゆ：「Y」にした方がすっきりして、
      なんかバランスがええんちゃうかと思って…
      っていう感じですね。

橋：なるほど、いいですね。
      ひらがなの「ゆ」じゃないと僕は思ってました。
      今のが1番いい気がする。

ゆ：そうですか、嬉しい。

⭐️新たなサインが誕生⭐️

橋：ここからもし仮に変わっていくかもなって
      なったらどうしますか？

ゆ：「ジョックロック」が入ってないんで、
        誰かわからない場合があるんちゃうかって思いまして

橋：ジョックロックがわからない、
      ね。

ゆ：（笑）なんか聞いたことある歌の歌詞みたいな。

橋：「ロマンティックが止まらない」
　　みたいになりましたが。

ゆ：たまにやるのが…
     （サインを書く）
      これを書いて、
      ここにこれを入れるんですよ。

橋：かっこいい！

ゆ：これも結構かっこいいですよね。
      これでもええんかな。

橋：時間はちょっとかかっちゃうけどね。

ゆ：そうですね。

橋：「JKRK」だけ書くとかは？

ゆ：ジョックロック？
      なるほどね。

橋：「JKRK」でもわかるもんな。

ゆ：確かに。
      ってなったら、
      下でいいんですかね？

      ここに入れるとかは
　　あんまりせん方がいいのか…

橋：棒が非常にかっこいいのよ。
      ハードロックカフェみたいな。

橋：ちょっとかたいな。

ゆ：こっちの方がバランス的には整ってる。

橋：これ、かっこいいやん。

ゆ：「ジョックロック」ってやっぱりかっこいいなって。

橋：時間はかかるからあれやけど。

ゆ：「JOCK ROCK」が付いてきたらレアみたいな。

橋：確かに。
      真摯に書いてくれはったって
　　いうのがわかるもんな。

ゆ：俺、これ忘れてた！
      1回やってたのがあるんですけど。

橋：芸人になってから？

ゆ：はい。
      これ、今でも出せるかもしれない。

橋：基本のやつね。

ゆ：Ｙの部分がリーゼントになるんですよ。

橋：あー！なるほどな！

ゆ：これ使えへんかなっていう。
      ただちょっとダサなるんですよ。

橋：確かに一気にチープになるな。

ゆ：Ｙの部分のリーゼント使われへんかなとか考えたり。

橋：ええけど…だって絵上手いやろ？

ゆ：ちょっとうまいっす。
      わかった！
      鼻とかにしたらいいんかな。

橋：うーん…

ゆ：難しいっすね。
      やっぱりチープになっちゃう。

橋：そうやねん。
      そこに隙間を潰すんやったら、
      もう1個横にほしくなるよな。
      基本がかっこいいから
アレンジのし甲斐がありすぎるわ。

ゆ：（サインを書く）

橋：これもまたかっこええで。
      なんかショックみたい。

ゆ：(笑)ここがSになって。

橋：確かにリーゼントにしたくなってまうけど…

ゆ：ギザギザがいらんのかな…（サインを書く）

橋：点々くらいやったら…
     ふさぐと一気に「あっ」て思っちゃうもんな。
     クルクルクルみたいなのは？

ゆ：目ですか？

橋：うん。

ゆ：（サインを書く）

       リーゼントをうまく活かせたら
       めっちゃいいのになと思って。

橋：そうなったら下の「うじろー」が
　　邪魔になってきた。
      なんか一気にブランドみたいになったな。

ゆ：ここをまずリーゼントっぽくして…

橋：ここに「ジョックロック」は？

ゆ：それでいきますか。

2人：うーん…(笑)

ゆ：あっ！ひらめいた！

橋：きた？

ゆ：（サインを書く）

2人：うーん…

ゆ：こっちの方がまだすっきりしてる感じしますね。

橋：確かにな。

ゆ：こんなに新しいの考えてくれるんですか？

橋：いや、こんなんあんまりせえへん(笑)

橋：俺はこれ好きよ。

ゆ：うーん、
    「うじろー」がちっちゃいんかな。
     いや、このバランスか？

橋：結構かっこいいで。

ゆ：マジすか？
     「ジョックロック」がはっきりしすぎ？

橋：でも俺はそれがいいところまで来てる。

ゆ：ブランドみたいな。
      リーゼントも…

橋：リーゼントは1回置いても…

ゆ：確かに。
      これ言われたら

橋：リーゼントいらんとはなるしな。
      だいぶかっこいいぞ、お前。

ゆ：最初よりかっこいいですか？
      最初のすっきりしたサイン。

橋：今のサインやろ。

ゆ：今の？これか。

橋：これももちろんかっこいいけど、
      お店に飾られてそうやん。

ゆ：確かに。
      シンプルすぎて…

橋：だから、
      パパッと書かなあかん時はこれにしよう。
      チケットとか書いてくださいとか、
　　お店とかの時はこれで行こう。
      これめっちゃかっこよくない？

ゆ：さらにディティールを…

橋：いいよ。

ゆ：こうした方がええんちゃうかなと思って…

（サインを書く）どうですか？

橋：うーん！

ゆ：よくないことをした？

橋：どうだろう…
　　Stussy（ステューシー）っぽくなるけどな。

ゆ：よりリーゼント感を出したんですけど、
      そうしたらY感が弱まるっていう。

橋：そうやな〜こっちの鋭利感が
　　かっこよさになる。

ゆ：鋭利でいいんすね。

橋：このシンメトリーがいいわけ。

ゆ：これか…

橋：だいぶいいぞ。
      俺はほんまにいいと思ってる。
       noteって投票機能とかないんですか？

スタッフ：ないです。

橋：コメントは残せるんですか？

スタッフ：コメントはできるんですけど、
                 ほぼ来ないですね。

ゆ：来ないんかい。

橋：（笑）悩むな。

ゆ：めっちゃ悩みますね。

橋:仮にゆうじろー的に1番納得するのはどれ？

ゆ：これの方がオリジナル感があるし、
　　個性があるんでいいかもしれないですね。

橋：じゃあこれからこれでいきますか。

ゆ：これでいかせていただきます！

橋：よっしゃ！おめでとう。

ゆ：ありがたい。

橋：サインヒストリー言うてんのに。

ゆ：今作りました。

⭐️ゆうじろーの歴史をさかのぼる⭐️

橋：せっかくやったらと思って、
      そんなに深くゆうじろーの歴史を
　　知らんなと思って。
      NSCの42期やんな？

ゆ：42期で5年目ですね。

橋：さんざん聞かれてると思うけど、
      どのタイミングでNSCに入ったというか、
      何歳で入ったの？

ゆ：僕が大学4年になった年に
　　NSCに入ったので、
      21歳ですね。

橋：大学の途中？

ゆ：そうです！
      単位をほとんど取り終えたので
　　NSCに入れるなと思って、
      4年の時に同時にダブルスクールというか。

橋：賢い。
      最近の子、多いね。
      ダブルスクールって言うもんな。

ゆ：ちなみに、
      もともとお笑い芸人になりたかったのか、
      何かきっかけがあって
　　なりたくなったのかとかある？

ゆ：なりたいと思ったのはギリギリで、
       大学3年の4月、5月とか。

橋：結構ギリギリやな。

ゆ：就活をちょうど早めに始めたんですけど。

橋：単位取れてるから、
      大学の3年くらいから
　　みんなはもう就活が始まるわけやんな。

ゆ：インターンの面接が
　　あったりするんですけど、
      そこでインターンのある企業の面接を
　　落とされたんですよ。
      ただインターンを受けたいだけやのに、
      それすらも受けさせてくれへんみたいな。
     「何があかんねん」って腹が立って、
       就活をしたくないなっていうのが
　　めちゃくちゃあったんですよ。
      そもそもやりたいことも
　　別にたいしてなかったので、
      ほんまにやりたいことを
　　やりたいなと思ってて。
      いろいろ経験してきて
　　明日死ぬ可能性もあるしなとか思って、
      とにかくやりたいことを考えまくった結果、
      お笑いにたどり着いたんですよ。

橋：おお！

ゆ：目立ちたいなと思って。

橋：結構そういうの昔からあったんや。

ゆ：ほんまはサッカー選手に
　　なりたかったんです。
      それも目立ちたいからなりたいとか。
      チヤホヤされたり
　　褒められるのが好きやったんで、
      テレビに出れる人ってそれに近くて、
      お笑い芸人になったら目立てるし
      いろんなことができるなと思って。
      人生も絶対楽しいやろうし、
      まわりも楽しい人ばっかりで、
    「これやん！」って。
     悪いところがないと思ったんですよ。

橋：素晴らしいじゃないですか。

ゆ：僕、自信はなかったんですよ。

橋：「俺はおもろいんだ」とかではなくて。

ゆ：今までの所属してきた集団の中では
　　大体おもしろい方だったし、
      なんとなく順応できるんちゃうかって
　　いうことで、
      いろいろ考えた結果お笑いに行きました。

橋：なるほど。
       喋りだすと時間がかかるんですけど、
       ゆうじろーって
　　ほんまはいろいろ挫折を経てきてるねんな？

ゆ：そうですね。

橋：この話をしてあげたいけど…

ゆ：止まらなくなっちゃうんですよ。

橋：ゆうじろーヒストリーはマジで壮絶な。

ゆ：言っちゃっていいのかも
　　僕の中でまだ判断がついてなくて。

橋：そうやな。

ゆ：難しいんですよね。
       いろんなところで
　　言っちゃってはいるんですけど。

橋：知ってる人は知ってるでしょうけど。
      サッカーも怪我とかあって
　　諦めないといけなくなってしまって、
      だからさっきの就活の途中で
     「なんかやりたいことせなあかんな」
　　みたいなのも
      怪我とかにも繋がってくるわけやもんな。

ゆ：そうですね。

橋：やりたいことが
　　できなくなってしまった時に、
      じゃあ今何が本当にしたいことかってなって、
      気付いたのがお笑いやったと。
     いいきっかけやけどね。

ゆ：ほんまよかったです。
      結果オーライっていうか、
     すべてはここに繋がっていったと考えれば。

橋：そういう人生やったんやなって思えるんや。

ゆ：そうですね、最高ですね。

橋：いろいろ賞レースで結果も出だしてな。

ゆ：ありがたいですね。

橋：さあ、そんなNSCに大学4年で入りました。
      最初はコンビを組んでたの？
　　1人で入ったわけやろ？

ゆ：1人で入ってすぐ組んだんですけど、
　　3ヶ月で解散して。

で、1ヶ月くらいピンでやったんですけど、
      やっぱりコンビを組みたいと思って、
      でもまた1ヶ月で解散して。

橋：また解散。1ヶ月で解散するんだ？

ゆ：これはもともと
　　お試しでやってみようかって始めて。
      どうせ相方を探すんやったら
      お試しでやりながらでも
　　いいんちゃうかなと思って、
      コンビ名を「お試しーズ」っ付けてもうて。

橋：うわ、最悪やん。

ゆ：舐めまくって。

橋：誰もそんなことせえへんのにな。

ゆ：お試しっていうのを
　　みんなに知らせないといけないからって
      付けちゃったんですけど、
      結局これでは誰も組んでくれないと
　　思って解散しました。

橋：本気で組もうと思ってくれてないって　
　　思われるとな。

ゆ：解散を繰り返してもしゃあないと思って、
      相方探しもしっかり慎重にしなあかんなと
　　思ってたら、
      結局8ヶ月くらいピンでやりました。

橋：割とNSCの期間のほぼほぼは
　　ピン芸人で過ごしたんやな。

ゆ：NSC大ライブが終わって
　　女性とすぐ組んだんですけど、
      1ヶ月で解散しました。

橋：えー！男女コンビでも1か月で解散。

ゆ：ここでちょうどコロナ禍に
　　入ったんですけど。

橋：42期生らへんの子はこの辺で
      コロナに苦しめられてきてるわけやな。
      もうすぐ卒業しますよ、あなた。

ゆ：NSCをここで卒業しました。
      ちょうどここで解散して。

橋：男女コンビを最後にNSCを卒業して、
      プロがスタートするわけやな。

ゆ：はい。それでまたピンで1年。

橋：1年目はピンで過ごした。

ゆ：UP TO YOUが100組くらいで
　　やってる時期があったんですよ。
      無観客で。

橋：会議室でやってたやつか。
      配信のみのUP TO YOU。

ゆ：100組中上の10組が
　　サバイバルステージに行けるっていう時に、
      ピンで100組中95位を取りました。

橋：うーわっ。
      上位10組の発表だけでいいじゃない。
      ちゃんと全部順位付けられた。
      もうこれから人生で
　　95位取ることはないでしょう。

ゆ：(笑)

橋：なかなか95位まで
　　出るようなライブというか、
      お笑いはまずないし…
      カラオケの採点のやつとか　
　　くらいじゃないと、
      今後95位を取ることはないでしょう。

ゆ：これはピンでやっててもしょうがないなと。

橋：この辺でちょっと挫折を味わうわけやな。

ゆ：で、
      今度は「コペンハーゲン」っていう
　　コンビを組みます。

橋：なんか聞いたことあるかもしらん。

ゆ： これは10ヶ月で解散してしまうんですけど、
       初めてM-1の1回戦に通って、
       チャレンジバトルとかも行けて。

橋：すごい、割といいぞ。

ゆ：いいぞいいぞってなって、
      これは劇場メンバーになれるかもなって
　　なったんですけど、
      そこから苦戦しまして。
      劇場メンバーにも入れず、
      いろいろ未来のことを考えた時に
　　解散ってなっちゃいました。

橋：コペンハーゲンは10ヶ月で
　　解散してしまうんやな。

ゆ：言ってなかったんですけど、
      ここまで僕ツッコミなんですよ。

橋：マジかよ。
      こんなにゆっくり喋る…
      生まれどこやっけ？

ゆ：大分県です。

橋：大分県なんや。
      そこから掘らなあかん。

ゆ：めちゃくちゃ掘りますね(笑)

橋：ちょっと話変わっちゃうけどさ、
      ニュースで聞いたとかやけど、
      九州ってツッコミの文化ないって言わへん？

ゆ：言いますね。

橋：どうなん？実際それって。

ゆ：人によります。
      全然ツッコむ人います。

橋：(笑)どんな感じなん？

ゆ：イジリとか全然あるんで、
      それに対して僕は
　　「やめろ」とか「何がや」とか
　　返してた方なので、
      ツッコミかなと。
     よくイジられてたんで。

橋：標準語になるん？
     「なんでだよ！」って言ってたん？

ゆ：「なんでかちゃ」

橋：かちゃ！(笑)

ゆ：「ちゃ」とか使うんですよね。

橋：ちゃうちゃう、この時は？

ゆ：ここは普通に関西弁です。

橋：「なんでやねん」って言ってたんや。

ゆ：大学は兵庫やったんで、
      関西弁に徐々に移行してエセ関西弁を。

橋：関西弁を取得することによって、
      関西弁ツッコミを2年間使っていた？

ゆ：そうですね。

橋：これ、メモです。
      大学は兵庫県だったため
　　エセ関西弁を会得し、
      2年目まではツッコミで
　　エセ関西弁を使っていた。

ゆ：でも、
      ここでツッコミにしては
      ちょっと人とズレてんちゃうかと
　　思いだして。
      正しいツッコミができてないと。

橋：話を正さなあかんからな。

ゆ：ボケでなんかやれへんかなと思って、
      ユニットとかで
　　後輩と3ヶ月くらいやったり…

橋： 今だって5年目やもんな。

ゆ：はい。
      1年後輩のやつとやって、
      僕がボケで「燃えよ虎」っていう
　　ユニットを組んでたんです。

橋：(笑)いい名前よ。

ゆ： 後輩がネタを書いてくれて、
       面白かったんですけど
       なかなか時間がかかりそうなタイプの…

橋：みんな結構それ言うよな、
      最近の40期以降の子って。
      時間かかりそうってなったらやめるよな。

ゆ：やめちゃったんですよ。

橋：それはそれで正しいことなんやけどな。

ゆ：もっとここは早く結果を出したい…
      なのでちょっと諦めてやめよっかって
　　いう時に、
      福本さんの話が舞い込んでくるんですよね。

橋：出た。
      もう3年目に差し掛かろうかなくらいの時？

ゆ：はい、
      福本さんと会って組むことになるんですよ。

橋：これはライブでたまたま一緒になって、
      なんとなく面識はあったってこと？

ゆ：いや、全くないです。

橋：え！

ゆ：1回僕がUP TO YOUを
　　観に行った時に出てたな～
       っていうくらいの印象。

橋：福本ユウショウやろ。
       ピン芸人でしたもんね。

ゆ：僕、シェアハウスをしてて
　　ライムギのなつみと住んでたんですけど、
      なつみがナナの大二さんと繋がって、
      大二さんが家に遊びに来た時に　
　　僕も仲良くなって、
    「お前ええ感じやな、
　　インスタとかも面白いし」って言ってくれて。
     大二さんって福本さんと親友なんですよ。

橋：仲良い。
      同期や、ここ。

ゆ：福本さんに
    「（相方）探してるやつおるで、
      ゆうじろーってやつおんねんけど」
　　みたいな感じで、
     じゃあ4人で飲みに行こうかって
　　なって行ったんですよ。

橋：おお！キューピッドがナナの大二。

ゆ：そうなんですよ。

橋：あんな岩みたいな子が。
      こんな繋がりがあるんや！
      劇場に入ったのが？

ゆ：3年目の最後ですね。

橋：まあ、
      その時に初めて喋って
      ユウショウもゆうじろーのことを
　　ええなと思ったし、
      ゆうじろーもユウショウさん
　　ええなと思ったんやな。

ゆ：はい。
      もう覚悟を決めようというか、
      この時福本さんは10年目を越えてたので
      YTVとかABCとか出れないんですけど、
      可能性があるんじゃないかと思って
　　なんかビビッときまして、
      組ませてもらおうと僕が申し込みました。

橋：確かに10年未満みたいなやつは
　　出れないかもしれないけど、
      結局ちゃんとNHK新人お笑い大賞に
　　2年連続で決勝に行って、
      ファイナルステージまで行ってあと1票…
　　悔しかったね〜

ゆ：またもや…

橋：でもM-1もありますから。
      今残ってるでしょ？
      ここで準決勝行ったら
      NHKの悔しい思いは1回忘れられると。

ゆ：そこを狙いたいと思います。

橋：いい出会いやんか。
      確かにちょっといびつな関係というか、
      芸歴がすごく開いてるからあれやけど。
      いいですね〜

ゆ：こんなに掘り下げてくれるんですか。

橋：ほんまはもっと掘りたいけど。
      とりあえずまず
　　M-1で行けるとこまで行きましょう！
      最後に、この時に書いたサインとか、
      この人に書いたサインとか、
      思い出のあるサインってありますか？

ゆ：小1から高3まで
　　サッカーをやってたんですけど、
      小学校のサッカーチームが
　　本当に思い出が強くて。
      みんな仲良いし、
      コーチとか監督も
　　まだ仲良いくらい好きで愛してて、
      毎年年末に
　　そのサッカーチームの蹴り納めっていうのに
      遊びに行くんですけど、
      僕と同じチームから
      プロサッカー選手が3人出てるんですよ。

橋：すごい！
       超名門チームやんか。

ゆ：僕の同級生にもいるんですけど、
      この人らが蹴り納めに来るから　
　　めっちゃ盛り上がるんですよ。

橋：会えるしみんな嬉しいよな。

ゆ：その選手らがスパイクとか
　　ジャージを持って来て、
      じゃんけん大会でプレゼントするんですよ。

橋：最高のやつやん。

ゆ：それでみんなにサインしてあげるんですよ。
      それが毎年続いてて。
      芸人って大分ではめっちゃ珍しいんですよ。
     僕にもサインを求めてくれるように
　　なったんですよね。

橋：嬉しいやんか。

ゆ：めっちゃ嬉しいなと思ってて。
      そこでみんなにサッカー選手の隣で
      練習着とかにサインしてあげるんですよ。
      ほんまにいいのかって思ってたら、
    「本当にお願いします！」みたいな感じで
       言ってくれる子どもたちの笑顔、
      むちゃくちゃ嬉しいです。

橋：素晴らしい話（拍手）
       ジョックロックの活躍が
       大分まで届いてるわけでしょ。
       NHKも全国放送やしさ、
       それ以外もちょこちょこ出てるやんか。

ゆ：そうですね。

橋：それでまたサッカーの仕事も
       これから増えるやん。

ゆ：ほしいですね。
      あればいただきたいですね。

橋：ええ話やんか。
お前、ええやつやからな。

ゆ：ありがとうございます（笑）

橋：失恋話もめっちゃおもろいですし、
      ゆうじろーは歴史を語らせたら
      だいぶ興味を持ってもらえると思います。
     今日はここまでになりますけど、
     またどこかで掘り下げてもらってくれ。

ゆ：掘ってほしいですね。

橋：それか自分語りのライブやってくれ。
      俺めっちゃ好きやねん、
     お前の恋バナ。

ゆ：マジすか。

橋：失恋にはなるんですが、
      失恋恋バナに定評があるんで、
      ぜひみなさん覚えといてあげてください。

      ということで、
      今回のマンゲキサインヒストリーは
      以上になります。
      隣人の橋本市民球場と

ゆ：ジョックロック ゆうじろーでした！

橋：ありがとうございました！

今回は、
ジョックロック ゆうじろーさんの
サインのルーツについて
インタビューを敢行しました！✨

サッカー経験やお笑いへの転向、
相方探しの苦労。
NSC時代から現在までの奮闘や、
芸人としての成長を感じる
サインヒストリーでした✨

最後までご拝読いただき
ありがとうございました💕
次回の更新もお楽しみに🙌🏻

ジョックロック福本ユウショウさんの
サインヒストリーも併せて
ご覧ください👇

【☆ジョックロックゆうじろー直近出演情報☆】

11/10(日)
18:30 開演
よしもと漫才劇場(大阪府)
「翔・全員ライブ90!!! 大お笑い大会～cacao浦田スタークジャックSP～」
🎫チケット：前売り1,300円／当日1,600円
チケットはこちら👉https://x.gd/pg4zS
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