【真っ直ぐな愛情は愛おしい】新婚生活に足りないもの、それはお犬様。
犬!!!!!!!犬が足りない!!!!!!!私の生活に犬が足りないぃぃぃいいイィぃぃ!!!!!!!!!!!
どうもこんにちは、まにょです。無職です。(いちいちアピらなくていいしさっきの出だしは一体。)
新婚生活が始まってはや2ヶ月が経過しました。ゆるゆる夫(๑╹ω╹๑ )とは変わらず仲良く穏やかに生活しています。「このドーナッツ美味しいね(๑╹ω╹๑ )!!!!!!」と嬉しそうに食べる夫を見るだけでほっこりします。多分私だいぶ夫のこと大好きです。
完璧に家具家電を揃えてくれた両親のおかげで何不自由ない生活を送れています。夫が用意してくれたこの賃貸マンションは綺麗に整備されててゴミもいつでも捨てれて住んでる人の民度も高くてもう本当に快適な生活を送っています。
ただ、唯一足りないものがあるんです。
それが犬。
犬。犬。犬という家族が足りない。
私は実家でミニチュアダックスを買っていました。16歳と半年というシニアを超えたハイシニアのお犬様。今でも実家で元気に過ごしています。
もうこの犬という家族の存在のありがたみよ!!!!!!!!!!!!
とにかくお犬様に会いたい。お犬様の温かさに触れたい。お犬様の柔らかさに触れたい・・・・・・。
ちなみに私は実家のお犬様に嫌われていました。
(嫌われてたんかい)
多分いらんことするからでしょうね。(多分てか絶対そうだろいらんことすんなよ)
お犬様が寝てたら無駄に起こすし(やめたれ)、お菓子があるふりして呼んで実際はなでなでするだけとか(騙すな)、お犬様の全身に鼻を擦り付けてフガフガ匂い嗅ぎまくるとかするからさ。(聞くだけで嫌)
犬って、家族をランクづけするって言うじゃないですか。
私は堂々の最下位でした。(でしょうね)
まず1位は母。不動。そして2位は父。そして3位はお犬様自身。4位は私。
毎朝両親が寝てる寝室に顔をだして、朝だよーと知らせて。でもわんわん吠えることもなくただただじーっと座って両親を待って。父が起きてきたら毎朝楽しみにしてるゆで卵の白身をもらって。その後も父の周りをうろうろうろうろ。父の匂いがとっても好きみたいで、父がリビングにいる時にお犬様は絶対自分のベッドには入りません。常に寄り添っています。父を仕事に送った後は母に抱きしめられながらソファーで二度寝。母の腕の中で、母の匂いに囲まれて眠りぬつくお犬様の顔が可愛いのなんの。
そのあと天敵である私が起きてきます。
お犬様は母の腕から出てきて私のそばにきます。(あ、くるんだ)
なぜならゆで卵の白身が欲しいから。(あなたのためじゃなくゆで卵のために来るってわけだ。)
父と同じように毎朝タンパク質摂取のためゆで卵を食べる私。ゆで卵って結構匂いするじゃないですか。その匂いを嗅ぎつけてお犬様はやってくるんですよね。(ゆで卵>>>>>>>>>私)
よこさんかい!!!!!!!!!と言わんばかりに尻尾をブンブン振って私の足をガリガリ引っ掻く犬。もうガッリガリに。優しさもクソもないですよ、痛いもん普通に。
でもその姿があんまりにも可愛くて、「かわいいねぇ。世界一かわいいねぇ・・・」なんて言いながら白身をあげて。
「もうないよ!!!」と言うと、一瞬で自分のベッドへ帰ります。その速さ光の如し。「白身さえもらえればお主は用無しじゃ」と言わんばかりの対応。痺れる・・・。(え、ドMなの?)
そこからハイシニアであるお犬様はお昼寝に入ります。お昼寝といっても、朝9時くらいから夕方4時くらいまで。もうハイシニアにもなると寝てる時間が本当に多いですね。
父が帰ってくるとまた光の速さででベッドから出てくるお犬様。父がリビングでストレッチをしている間に父の腕やら脚やらをべっろべろに舐めたおすのがうちのお犬様のルーティーンです。もうそれはそれは10分以上べっろべろに舐め倒した後、父はお風呂に入って行きます。
この犬が飼い主の体を舐める行為って、「大好きだよ」「信頼してるよ」という気持ちの表れなんだそうです。母に抱きしめられて寝る時も、しばらくは母の腕をぺろぺろした後に眠りについています。かわいいですよね。愛らしいですよね。
ちなみに私のことは一切舐めません。(どんだけ嫌われてんねん)
父がお風呂に出た後は私が帰ってきます。もちろんお出迎えなんぞしてくれません。「あ、帰ってきたんか下僕。」みたいな顔してます。
そのあとはみんなで晩御飯です。父からのおこぼれをもらおうと必死になってテーブルの下で尻尾を振る犬。「ただただたまに食べ物をくれるいやなやつ」としか思われていない私の元へもたまにきて、「で、お前はなんか持ってんの?」と言わんばかりの態度をとった後、何もないことに気づいたら颯爽と去って行きます。世界で一番わかりやすい犬です。
晩御飯を食べ終わってみんなでリビングでダラダラしていると、必ずそこにお犬様もいます。「家族( ^ω^ )!!!わたちの家族( ^ω^ )!!!!みんな揃ってる( ^ω^ )!!!!!うれちい( ^ω^ )♩!!!!!!!」と思ってそうな嬉しそうな顔でリビングをうろうろしています。本当にこの姿が可愛いのです。
父が「おやすみ」といってリビングを去って、「さ、片付けよ」と言って母もリビングを去ると、お犬様も「さっ、寝ますか」と言わんばかりにリビングを去ります。まだ私いるのに。(家族ってか同居人だろその扱い)
そしてお犬様は21時くらいには眠りについて、また朝の4時に両親の部屋へ行き、「朝だよ起きて」とアピールしに行くのです。
そんなツンデレお犬様。(嫌われてるだけだろ)
お犬様には、心がある。
私が仕事でミスをしてしまって。上司に迷惑をかけてしまった・・・と落ち込んでいると、そっと私のそばに座ってくるのです。ぺろぺろ舐めたりはしないけれど、お尻をちょこんと私の体に当てて、ただただ座っているのです。
私が落ち込んでいるのに気づいているのかどうかはわからないけれど、ここぞというときにそんなことをしてくるお犬様。
なでなですると柔らかくて。ふわふわで。温かくて。優しい香ばしい香りがして。長すぎる鼻と胴体に反し短すぎる手足。毛はロングのはずなのに「サマーカットやで〜」と言って全身坊主並みにツルツルにカットされて。ふわふわのはずのしっぽはハリーポッターに出てくる魔法の杖のようにほっそほそになって。よその犬はみんなカットした後お耳にリボンをつけてもらうのに、「断固として許さぬ」という確固たる意地で絶対にリボンはつけさせないうちのお犬様。
長年通っているトリミングサロン兼ペットホテルに行くたびに「嫌じゃ!!!おろせ!!!!ワシをまたあそこに預けると言うのか!!!!!!!!!!!!」とギャンギャンに吠えて伊勢海老のように暴れまくっては、着いた途端に「また来ましたけどもよろしゅうたのんます(*'ω'*)」といわんばかりにおとなしくなってすまし顔になるお犬様。「本当におとなしくていい子です、本当にかわいい(*^^*)」とえらくペットホテルの店長さんに可愛がられ、ハイシニアになった今でも喜んで宿泊させてくれます。(普通ハイシニアともなると何が起こるかわからないから預けてもらえないところが多いらしい。)
今ではそのペットホテルを幼稚園と呼んでいます。
もう、生きてるだけで尊いとはこのことです。
子宮筋腫になっても生き延びて。
腹膜炎になっても生き延びて。
がんになっても生き延びて。
足腰が弱くなっても生き延びて。
目が見えなくなっても生き延びている。
あんな小さくていかにもか弱そうな生き物が、必死になって生きている。
家族みんなに、
「大好きだよ」
「愛してるよ」
「世界一かわいいね」
「長生きしてね」
「あなたのおかげで幸せだよ」
「すごいね、えらいね」
と、溢れんばかりの愛情を受けとり生活するお犬様。
そしてその愛情を返すかのように、「みんなのことが大好きなんだよ、愛してるよ」と、表情や言動で目一杯表現するお犬様。
最初はお犬様に全くもって関心を持たなかった父でさえ、今では「お犬様が死んだら絶対に泣く。」とまで言わしめるお犬様。
お犬様には、人間みたいな黒くて、めんどくさくて、複雑な感情が一切ない。
毎日ただ真っ直ぐに、直向きに、素直に、
「あなたのことが大好きなんだ。
あなたといるだけで幸せなんだ。
ねぇねぇ、大好きだよ、愛してるよ。」と、
言葉が話せない代わりに表情や行動で表している。
言葉がなくともこれだけの愛情を伝えられるって、ある意味才能だよ。本当に。
私たち人間は言葉っていう共通言語があるにも関わらず、「なんだか恥ずかしいから」「プライドが許さないから」「言わなくても伝わるから」と言って言葉にしないんですよ。
毎日の生活から「伝わってるでしょうよ」という前提で生きているのですよ。
私も、お犬様を見習って、愛を伝えようと思う。
言葉で、行動で。
真っ直ぐな愛ほど、愛しいものはないから。
真っ直ぐな愛ほど、さらに愛おしく感じるから。
あぁぁぁぁぁぁあああああああああ犬飼いたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まにょ。