ひとり好きが孤独を感じてしまう瞬間
私は単独行動が好きだ。遠くへの旅行もほぼ1人でしか行ったことがない。家族旅行をする家庭でもなかったので、旅行といえばグループ行動という概念すら持ったことがなかった。初めての1人旅は高校2年生のとき。当時ファンだった音楽グループの解散ライブのために飛行機に乗って、初めて上陸した地を1人で駆け巡ったことを覚えている。この時に思った。「私は単独行動が向いているのかもしれない」と。
それから大人になって、益々その単独行動を極めていくことになる。なんせ仕事が平日休みだと遊ぶ人が限られる。そもそも友達の少ない私にとって、平日休みは1人で過ごすことが大半だ。そんな休日の過ごし方に、もうすっかりと慣れてしまっていた。
そこで、これまでの人生において、一体どこまで単独行動ができるのかを今一度確認しておきたい。
抵抗のない、1人〇〇
温泉(1人だと気を遣わなくて良いけど、複数人で行っても案外楽しい)
サウナ(1人のほうが好きなタイミングでいけそうじゃない?)
ショッピング(私と買い物に行っても全然楽しくないと思うので、1人がいい)
映画(1人で泣かせてほしい)
カラオケ(最後に行ったのは歯列矯正で滑舌トレーニングの為に行った)
牛丼・ラーメン屋(あれは1人で静かに食べるごはんだから)
美術館(逆走して鑑賞したり、長時間じっくり観たい派)
登山(1時間くらいで山頂に着く位の低山だと行く)
海岸(海には入らないが、歩く)
お花見(退勤後、黒ビール片手に夜桜見に行きました)
居酒屋(今のところチェーン店であれば)
動物園(1人で来るガチ勢と家族で来ている人と対極に別れるので面白い)
回転寿司(スシローは、ぼっちの味方)
ライブ(誰かと来ても1人で来ても楽しいのは同じ)
祭(特に、知らない街の祭は傍観者気分でいられるので楽しい)
旅(1人が本当に楽よ)
宿泊(ゆっくりできる)
まだ抵抗がある、1人〇〇
スナック・Bar(初対面の人が店員さんであれど深く話せない)
海水浴(1人で水着を着て泳ぐことが無い)
遊園地(1人で行く理由を私はまだ知らない)
1人で行くべきではないと思ったスポット
あくまでも個人的主観であることを念頭に入れていただきたく…。1人で楽しむスキルが備わっていなかったのかもしれないが、ひとり好きの私が孤独に感じてしまう場所をいくつか挙げる。
人が多いショッピングモール そもそも情報過多なショッピングモールが苦手。休日のフードコートにプライベートで1人で居ると孤独を感じる。幅広い年齢層が集う場所だからなのか、やたら浮いているような気もする。今後も、できる限り1人で行くショッピングモールやフードコートを避けていきたい。
京都・嵐山 京都は1人で楽しめるスポットが多くある中で、唯一「ここ、1人で来るところじゃ無いな」と思ったのが嵐山だ。特に、竹林の道。修学旅行生とカップルとで溢れかえっている。竹林の涼しさに癒される前に誰かとの写真に映り込むことへの回避で疲れてしまう。誰かと来て、絶景を見て、感情を共有するのが1番の楽しみ方だと感じた場所。
ここで気づいたことは、大勢が集う空間の中に1人でいるような状態のときに、その孤独感が生まれるのでは…?ということだ。商店街や屋台の祭では何も気にせずに楽しめる。やはり空間には心理的な効果をもたらすようだ。1人好きがさらに開拓できたら、またnoteを更新するつもりでいる。