一つぐらい記事を自分で書いてみようか、肌触りのいい生地について
自己紹介でGPT-4に書かれてしまった、
肌触りがいい生地が好きだということを。
物心つく頃からベルベットのリボンを母親に持たされていた。
イライラするときも、リラックスするときも触っていたせいか、ファブリックの素材感に興味をもった。
コットン、シルク、カシミア、レーヨン、モダール、アクリル
いろいろな素材に触れてきた。
オーダースーツを作るときにバンチブックという生地見本帳から服地を選ぶのだけど、そのプロセスが結構好きだ。
仕立て上がった服を着るより、
バンチブックを見て布を触るプロセスの方が好きだ。
生地をいろいろ見ていくとスペックが気になりだす。
例えばカシミアでも内モンゴル自治区のベビーカシミアの産毛かどうかが気になったり、
スパンカシミアか(紡毛の素材ではなく梳毛のカシミア)どうかだとか、
織はどうだとか、生地の目付(生地の密度)はどうかとか、数値に踊らされ始める。
ブランドの正規の値段で買えるような収入はないので、中古品をオークションで買ったり、フリマアプリで漁ったりしてきた。
いろいろ触った中で、
カシミア 70% シルク 30%のFEDELIのミリオネアカシミアというラインのニットは良かった。
スパンカシミア100%のドラッパーズ社の生地も良かった。
神の繊維なんて言われるビキューナ混の生地もいくつか手に入れる幸運もあった。
しっとりして、滑らかで、奥ゆかしい光沢がある。
ただ繊細なので扱いも気をつかう。
一つづつ手放すようになった。
そんな訳で今のお気に入りは海島綿(シーアイランドコットン)だ。
コットンの最高峰で西インド諸島で採れる希少な綿で繊維の長さと光沢優れるシルクのような素材だ。
僕はこの品種がコットンの最高峰だと思いこんできたのだけど、実は他の高級コットンも遺伝子的には同じなのだそうだ。
業界のブランディングにまんまと載せられたようだった。
ああ情弱だなぁと思うばかり。
ただ、肌触りの方はその期待を裏切らない。
ブルーミング中西がこの綿のハンカチを売ってくれている。
ブルーミングの通常ラインと、
ハイエンドラインのクラシクス・ザ・スモールラグジュアリーというブランドで扱っている。
ここのハンカチはデザインも素晴らしく、センスを感じる。高いけど。
良質な海島綿を高密度で織ったハンカチ、
気持ちイイー!
ずっと触っていたい。
というか、ずっと触っている。
おすすめです。
アフィリエイトリンクじゃないのでご安心下さい。
ただのファンです。
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