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藤子F不二雄
インフルエンザに感染してしまった。
発症後2日間は頭痛を悪寒に苦しんだが、特効薬のおかげで3日目は熱が下がり、横になっても寝てばかりはいられず暇を持て余す時間が増えた。
手持ち無沙汰にリビングを見回すと、娘が図書館から借りてきた小学館「学習まんが人物館・藤子F不二雄」が置かれていたので読んでみた。
ドラえもんや、パーマンをテレビで見て育った世代の私には、以前から馴染み深い漫画家であった。
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安孫子先生や、手塚治虫先生との出会いなど、知っているエピソードも多かったので淡々と読み進めていった。
しかし、最終盤において「ドラえもん」の続きを描くために、藤本先生が仕事部屋へと階段を上る場面で、涙が溢れてしまった。
翌朝には、えんぴつを持ったまま意識をなくしていた藤本先生。
当たり前のように存在してくれたドラえもんや、パーマンやQ太郎から、どれだけ励まされてきたことか。藤本先生が命を懸けてかれらを生み出してくれた事実に改めて感謝。