気になる間取り→マンションマニアさんのtwitterより

こんにちわ、マンションマスクです。

先日、マンションマニアさんのtwitterに気になる間取りがありました！

同一マンションの図面集なのにちゃんとした広さの2LDKはキッチンとリビングダイニングを分けて表記、ゆとりのない2LDKはキッチンとリビングダイニングを合わせて表記。

なんだか悪意を感じてしまう。 pic.twitter.com/unMYAzAtJj

— マンションマニア (@mansionmania) February 9, 2020

twitter上では、
「これは2LDKなのか？」「2DKでは？」
と取り上げられていましたので、簡単にだけまとめます。

そもそも間取表示のルールはあるのか？

ここから調べてみますと、【公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会】
（※以下不動産公取協）のHPにて間取の表記についての記載が出てきます。

出典：不動産公取協HP
こちらのページです↓↓↓

特定用語の使用基準 | 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会

上記のとおり、居室の数が1つ、すなわち1DK・1LDKであれば
・1DK→ダイニング・キッチン部分が4.5畳以上
・1LDK→リビング・ダイニング・キッチン部分が8畳以上
逆に、キッチンが4.5畳未満の場合は1Kという表記になります。

そして居室の数が2つ以上、2DK・2LDK以上であれば
・2DK～→ダイニング・キッチン部分が6畳以上
・2LDK～→リビング・ダイニング・キッチン部分が10畳以上
となります。

話題の間取りはどうか

それでは、改めて話題になった間取りを見てみますと…

出典：マンションマニアさんtwitterより

リビング・ダイニング・キッチン部分が10.4帖！

ということで、ギリギリですが≪2DK≫の表示はルール上OKということになります。

とはいえ、今回話題になったのは他の間取りはリビング・ダイニング部分の帖数とキッチンの帖数を分けて表示していたのが、この間取りはLDK一緒になっている・・・というところでしたので、表記があってるかどうかではないものの、一般的にみると分かりづらい部分かと思いますのでまとめてみました。

芸術の域？の1LDK間取り

最後に、某デベロッパーさんが現在販売中の間取りを3つほど。
面積はそれぞれ違えど、綺麗にLDKが8.0帖！
昔であれば1LDK＝40m2みたいなイメージでしたが今は価格高騰もあり、価格を抑えながら1LDKを提供するための苦肉の策でしょう。

出典：ピアース西馬込Atype (30.95m2)

出典：ピアース神楽坂レジデンス Dtype (31.04m2)

出典：ピアース神楽坂レジデンス Dtype (31.53m2)

これ、1LDK30～31m2台でありながら、
・バス1216サイズ
・トイレ手洗いカウンター
・玄関クランクイン（西馬込と神楽坂）
・ワイドスパン
とか、すごく考えられていながら1LDKギリギリサイズ・・・という、芸術の域かもと思える間取りたちです。

それでは、また。