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パークコート赤坂檜町 ザ タワー

・ 物件概要

所在地:東京都港区赤坂九丁目
築年月:2018年2月
階建:地上44階 地下1階
構造:鉄筋コンクリート造
総戸数:319戸
敷地面積:4656.24㎡
建築面積:1,887.63㎡
延床面積:44443.25㎡

分譲会社:三井不動産レジデンシャル(株)
施工会社:大成建設(株)
設計会社:(株)日建設計


ラウンジ

港区赤坂9丁目。過去には赤坂檜町と呼ばれた土地。そのため、このマンションは『パークコート赤坂檜町 ザ タワー』と名付けられた。

・ 隈研吾

パークコート赤坂檜町 ザ タワーは隈研吾による外観デザインとなっている。他のタワーマンションとは一線を画しており、デザイン性が非常に高い。どのように考えられて創られたかはインタビューのコメントを読んでいただくのが一番だと思うため、文字起こしした。

隈研吾へのインタビューのコメント
東京ミッドタウンのすぐ近くに、こんなに面白い場所があるとは思わなかった。この地形の繊細さは、きわめて東京らしい。襞のような地形の上に、檜の木のようなタワーを。『都心に大樹』というコンセプト。『檜町』という場所。偶然とは思えない結びつき。この土地が持つ独特の高低差を、建築に翻訳していく。『単一性』ではなく、『多様性』。根があり、幹があり、枝葉がある。そんな木のような価値観。土とテクスチャーの組み合わせが、光を浴びると柔らかい影をつくってくれる。樹皮のような硬質なスキンを超えて中に入ると、内側は柔らかくて温かい素材に囲まれている感じ。ルーバー、屋上の緑…繊細なエレメントが高層部に現れ、最後にそれが空へ溶けていくイメージ。今までの都市開発にはない『自然』を感じさせるものを、超高層タワーで実現する。これからの住まいとは、単に『住む』という行為に対応するだけではなく、自分の哲学が投影できる場所になっていくべきであると思う。新しいこの流れは、やがて日本中へ広がっていく。必ず。

KKAA(KENGO KUMA AND ASSOCIATS)

パークコート赤坂檜町 ザ タワー


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