書籍紹介68『いちばんやさしい会計の教本』(川口宏之著、インプレス)
あなたのような本ともっと早く出会いたかった。そう思わせる内容です。サブタイトルは「人気講師が教える財務3表の読み解き方が全部わかる本」。
私は15年間公務員だったので、財務諸表を見る機会がありませんでした。
30歳を過ぎた頃に、株式投資を始め、会社四季報を読んだり、企業の財務諸表を目にする機会が出始めました。
また、民間企業にいた頃は自社の財務諸表を見ることもできました。
しかし、売上高や営業利益等の数字を読むくらいで、それを読み解き、分析する力はなかなか自然につくものではありません。せいぜい自己資本率を計算して、低くないかチェックするくらいです。
本来、投資家はもちろん、企業の社員も自社の財務諸表くらいは読み解けた方が良いはずです。しかし、そういった会計知識を持っている人そのものが少ないのか、研修テーマとして少ないように思います。
本書は、人気講師がいちばんわかりやすく説明するとうたっています。
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