今日は家内の憎々しい誕生日
少しばかりほろ酔い気分でこの雑文を書いている。
本日2月9日は上さんの??歳の誕生日だったので、ささやかながらお祝いをした。
昭和29年2月9日が誕生日である。婚約時、「私の誕生日は「にくにく」しいと憶えてたらいいよ」と言われていたので、今でも2929しいが家内の誕生日として、私の記憶細胞にインプリントされている。
ただ、これで何度か失敗した。よく書類に配偶者の氏名と生年月日を記入する欄がある。そこに、憎々しいと反復しながら、昭和29年2月29日と書いて提出してしまった。
しばらくして間違いに気付くのだが、もう遅い。「まっ、実害はないだろう」と思うのだが家内には申し訳ないことをしたと後悔する。また、その書類を見た事務担当者は、「この人の誕生日は4年に1度しか来ないのか」と同情するだろう。これもあかの他人に余計な気遣いをさせてしまったことになる。本当に申し訳ありませんでした。
ここまで書いて、もう一つ気付いた。妻のことをいま「家内」と書いている。家にいる人、専業主婦のことである。
現在は、私が「家内」で、妻はパートだが外で働いている。家内は単なる妻の代名詞として使ってきた。
これが、最近流行の「アンコンシャス・バイアス」なのだろう。
自分はよく理解している、時代にキャッチ・アップしていると思っていても実はまったくそうではない。
「女性が入ると会議が長引く」? 私の経験ではそれはなかった。女性が入ると会議で喧嘩しなくなった。つまり、会議の席上で喧嘩を売ると女性に嫌われるから、会議が和やかに進行するようになった。
そう思うのも女性に対する「アンコンシャス・バイアス」なのだろうか?
どうも2929から話がそれてしまって申し訳ありませんでした。