「ゲーム障害」を盛り込んだ国際疾病分類(ICD-11)への疑問について、井出草平さんに訊く 国際疾病分類とWHOの不透明な動きとは? 青少年に対するゲーム規制につながりかねない「疾病化」にはWHOへ働きかけた仕掛け人がいたのだろうか?
Twitterスペース開催日:2021年11月27日
初出:マンガ論争24号 2021年12月30日発行
WHOが策定した国際疾病分類の第11改訂版(以下ICD-11)。2022年からの発行を間近に控え、新しく盛り込まれた「ゲーム障害(Gaming disorder)」について、その根拠のあやふやさが再び国際的な論争となっている。
そんな中、WHO周辺から、エビデンスが不足したまま見切り発車で盛り込まれたのは、アジアの国々からの圧力があったからだという「裏事情」が漏れ出したことで、英語圏のネットメディアを中心に騒ぎとなった。
11月27日、このニュースについて、社会学者の井出草平氏が、NPO法人うぐいすリボンのTwitterスペース『「ゲーム依存症」強引に進む政策の背景とは』で解説した。その要約をお送りする。
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