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WIN5 21/03/07 ディープ記念

 今週のWIN5は重賞がディープ記念(弥生賞)の一つで、ホープフルSを勝利したダノンザキッドが1.2〜1.5倍辺りで勝ち切るかどうかという鑑賞戦。中山10Rはダートオープンの力関係が分かりやすい一戦ながら登録は38頭。阪神は芝の牝馬戦とハンデ戦で一筋縄ではいかない様子。小倉は空気を読んで手加減してくれて少頭数の芝1800m定量戦。
 今週の鍵はダノンザキッドが勝つか、週中週末の雨で各会場の傾向がどうなるか、というところ。

 それでは土曜日の馬場傾向を紐解いていきましょう。

土曜傾向

・阪神
 土曜の阪神芝は4Rの実施で、逃げ切りが1R、内内を回った先行馬の抜け出しが3R。直線で内を突いても伸びるフラットな馬場であり、道中の意識が高い騎手を上位に取りたい。素直に阪神芝で実績のある騎手を。

・中山
 中山ダート1800mで実施された10Rは4角まで3頭が競り合う形でハイペースになり、その後ろに付けたラストマンが抜け出して圧勝。同じく12Rは一転してスローペースでファイアランスが逃げ切って圧勝。ともに鞍上は石橋。芝は基本は内の先行馬が有利。

・小倉
 小倉芝は重から稍重に回復。水分を含んだ状態で7Rが実施されたことで傷みがさらに進み、日曜日は外伸び馬場がより顕著になるはず。土曜は追込みが決まったレースも一つあるが、基本的には前につけた馬が直線外に持ち出して押し切るという形が勝ちパターン。距離クラス問わずなら、1番人気2勝、2番人気2勝、3番人気1勝、4番人気と7番人気が1勝。

WIN① 阪神10R 3勝牝芝1600m

 このレースのポイントは牝馬限定の準オープン戦、かつ55kgのフラット斤量戦であること。斤量減はさすがに該当馬なしで、斤量増で向かってくる馬で55kgの好走経験がない馬は注意が必要。逆に斤量増でも苦にしない馬で人気のない馬がいれば積極的に狙ってみたい。

 阪神芝は内前が有利ながらもペースが上がれば差しが届く。明確な逃げ馬はおらずペースを作るのはテンの速さがあるイズジョーノキセキ、ジュランビル、ソシアルクラブ辺りか。行きたがる馬がいないのであればスローペースのキレ勝負となりそうで、内目の枠に入ったイズジョーノキセキが前で押し切る未来が見える。昇級戦の中2週で大幅な馬体減がなければ素直に本命視したいところ。
 ただし、キャリア的には昇級即というのはなく、昇級戦のここでもアタマの期待値は薄い。人気馬では大きく崩れないソシアルクラブを馬券の軸に据えるのが良いと感じる。馬券妙味としては、関東馬のネリッサ、関西圏で良績のあるジュランビルを挙げる。
 穴馬抜擢は、スローからのキレを持つノーブルカリナン。先行力があり、かつ、上位の上がりを繰り出せる。右回りの平坦コースの方が得意に見えるが、前走は中京で2着。乾きかけのディープ、外枠というのも推せるポイント。今日は全体的に人気馬が勝ち切りそうなレースが多いが、阪神の2Rは荒れて欲しいという願い。

⑪ノーブルカリナン 岩田望
④イズジョーノキセキ 福永
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⑨ソシアルクラブ 松山
⑦ジュランビル 松若
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③ネリッサ 酒井

WIN② 中山10R  OPダ1800m

 昇格戦となるシェダルとダノンファスト以外はある程度の力関係が決まってるメンツ。一方、重賞実績のあるナメラカメタロー、ハイランドピーク、ハヤヤッコが58kgを背負っている。ダートは格、オープン以上は斤量不問が基本だが、実績による格と近走の勢いに着目しつつ、馬場適性、つまり湿った馬場と中山1800mへの適性を比較した上で現状の力関係を見極める必要がある。

 中山1800mの仲冬Sを勝ち上がったシェダルが降したライトウォーリアとウインフォルティスは次走きっちりと勝ち上がっているところを見るとオープンでも通用してもという感覚。デュードヴァンが勝利した青竜Sでダノンファストに敗れているが、その後自己条件でオープンまで勝ち上がってきた。大型馬で使いつつ良くなっていると考えると逆転があってもという期待ができるが。
 想定1番人気のダノンファストは休み明けキングカメハメハ産駒、中山3.0.0.0、重馬場適性と隙がない馬柱を形成しているものの、昇級馬0.0.0.4の呪縛、主戦騎手の乗り替わりがあり、今後の目標のことも考えると絶大な信頼は置けないか。

 迎え撃つ筆頭はハヤヤッコ。ハヤヤッコは前走の東海Sでデュードヴァンと共に追い込むも3番人気6着と軽く凡走。良馬場の東京、新潟で追い込むのが本質も、中山1.3.0.1と悪くない実績。差しが決まる展開であれば軽視は禁物で、前有利ならバッサリいきたいところだが、ペースはレースが始まるまでは分からないため悩ましい。
 本線はオープン特別での好走が続いているバレッティ。勝利請負人の川田配置で勝負気配もあり。もう一頭はダノンファストとの取捨でシェダルを上に取る。馬券的には1着か3着か圏外という気がするが、1着の可能性も低くないためピックする。ダノンファストはおさえ。後ろからの馬は物理的に届かないと見て、馬券妙味枠はアルドーレとデアフルーグを挙げる。

⑫バレッティ 川田
①シェダル 横山武
//
⑩ダノンファスト 石橋
②アルドーレ 横山典
③デアフルーグ 津村

WIN③ 小倉11R 3勝芝1800m

 小倉芝の中長距離は先行。先週も顕著に内を空ける馬場で、内を狙ったファインプレーも見られたが、基本的には先行馬が外に出して差し切る、大外を回ってきた馬が追い込んでくるという景色がよく見られた。今週はさらに悪化が進み、外伸びが顕著。
 末脚を繰り出せる組としてはパトリック、リトミカメンテ。想定人気上位だが馬場傾向的にも外せないか。荒れた馬場でも、ある程度前目に付けてしぶとく伸びる可能性がある馬としては、洋芝適性のあるダブルシャープとハウエバーに注目したい。ブリンカーを付けて一変の可能性あり。

①リトミカメンテ 吉田隼
⑦ダブルシャープ 浜中
②ハウエバー 菅原

WIN④ 阪神11R OPハンデ芝1800m

 ここもややこしいハンデ戦。57kg以上の馬は5年で勝ち馬がおらず、人気薄、55kg以下の軽斤量馬の激走が目立つレース。
 前走休み明け白富士S最下位からの巻き返しという点で19年勝ち馬スピリッツミノルとかぶるブレステイキング。叩き2走目の好走が多い点も推せる。堀厩舎の関東馬だが、阪神、京都への輸送歴がありそこまで気にしなくても。

⑮ブレステイキング 松山 55kg
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⑧ヒンドゥタイムズ 福永 56kg
⑥レッドジェニアル 酒井 57kg
⑯テーオービクトリー 太宰 52kg

WIN⑤ 中山11R 3歳G2芝2000m 弥生賞ディープ記念

 皐月賞へのステップレースであり、ダノンザキッドが勝ち切れるか、というレース。勝ち切るでしょう。

②ダノンザキッド 川田

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manrentan
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