21/11/13 ルーレット勝負 阪神3R
2歳未勝利
芝Aコース1400m(内)16頭
狙い目
阪神芝の内回りは基本的に内前が強いコース。2歳未勝利ということで良い末脚を持つ馬も少ないはず。一応異次元の末脚を繰り出す可能性がある馬は注意したい。
BコースからAコースに替わって2週目だが芝の傷みは進んでいる。先週の芝レースはスローペースの団子状態で4角を迎えるレースが多く見られた。最内を通った馬は思ったよりも伸びず、1,2頭分外を回ってきて直線で3頭分以上外に出す先行押し切りタイプの馬、ちょい差しの馬が上位に来ていた。道中の芝の傷みを考えるとラチ沿いよりは少し空けたところを好位追走して直線で良いところを走って伸びてくるのが良さそう。
11/6,7の土日の芝レースでは逃げ馬(1.0.4.6)。Aコース替わりの逃げ馬志向で過剰人気の可能性はあるものの上位人気の馬でも着外と成績はあまり奮っていない。週中の雨もあり、金曜朝の時点では稍重、土曜は晴天だがどこまで乾くか。土日芝レース初戦のため馬場傾向は掴めないが、素直に先週と同じと見て逃げ馬を一つ下げるか、馬場が変わって内が使えるような違う展開と読むか、そこが勝ち負けの分かれ道になりそう。今回は馬場が変わり内有利の混戦荒れの面白そうな予想で。
印まとめ
◎2 ジャングロ
○12 トリップトゥムーン
▲4 リースタル
△6,9,13
☆14 ハデスブレイン
買い目
馬連 2-12,4
三連単 2→12,4→12,4,6,9,13,14
△3-6キッショウ 藤岡佑
6/26阪神1400mデビュー。内が有利な中、外から差して9着。前走間隔を空けて10/16阪神1200m戦でデュガが逃げ切る中34.4の一番上がりでインを突いて2着。スタートが速い馬ではないので1400mへの延長は魅力。差しが届く展開、かつ、内が使える馬場であれば。
4-8グラストンベリー ルメール
10/30東京1400mデビュー。ゲートが速く先手を取って逃げ馬に外から被せていったものの後ろからの馬に抜かれて5着。力強さが見られず、成長待ちの印象。
△7-13クリノデジャヴ 小崎
10/31新潟1400mデビュー。直線では早々に競馬をやめていることからもまだまだ先の馬。ただし、ブリンカー着用で一変の可能性はあるため3列目の最後に抑えは必要。
◎1-2ジャングロ 武豊
8/22小倉デビュー戦は好スタートから3角手前までにポジションを下げて雪崩れ込む形で3着。次走はダート1000mでは押してハナに立たれた馬に届かずの2着。前走同条件で好スタートから逃げたがママコチャに完敗。スタートが速い馬なのでここでも逃げの一手か。ハイペース逃げを打てれば勝ち切る力あり。なお、未勝利の藤田晋の馬で馬娘的に勝ち切ることが求められている。
8-16ショウナンハクラク 浜中
6/20阪神1600mデビュー。1着ダノンスコーピオン、2着ルージュラテール、3着コナブラックが勝ち上がってるが3着とは1.3離された4着が当馬。岩田父が直線内に進路を取ったところ、少頭数でしっかり詰まってからは流しただけで能力的には上位3頭とはタイム差ほど離されていない印象。次走函館1800mは逃げて4角手前で失速。距離が長すぎたか。前走は阪神1400mのママコチャ戦。距離適性はココという感。ミドルペースの縦長の隊列で後方からではなかなか届かない。立ち上がるようにスタートするので後方からになってしまう。スローペースの団子隊列ならチャンスだが、逃げ馬ジャングロと再戦ということで望む展開は難しいか。
2-3タイゲン 幸
10/2中京ダート1400mでデビューだがダート適性はなさそうな走り。前走ママコチャ戦では4角出口でスピードに乗るタイミングで内のショウナンハクラクと少し接触。その後は追っていたがショウナンハクラクには脚色で劣っていた。ゲートはいいものの決め手に欠け、内枠で揉まれる形になりそうな今回は難しいか。
6-11チャームポイント ▲角田
7/4小倉1200mデビュー。スタート後少し遅れたものの前に取りついて直線内を突いて3着。内枠から内内を回って内を突く競馬が嵌った形に見える。次走は連闘策で小倉1200m。大外の8番ゲートから押して前にいったが直線手前でガス欠。間隔を空けた前走は新潟1200mへ。前に行けずに中団からそのまま。1400mへの延長は追走が楽になりそうだが力的には足りないか。
○6-12トリップトゥムーン 藤岡康
10/31阪神1400mデビュー。好位追走から直線で仕掛けたが前の馬に届かず後ろからの馬に抜かれての5着。人気薄の差し馬で内が使えると仮定すれば十分に買える馬と鞍上。
5-10ドンシャーク 松若
10/31新潟1400mデビュー戦は差して5着。直線で進路に迷った分少しブレーキが掛かってしまったように見え、もう少し外に出していれば上の着順になっていたように見える。二の足が速くはないため前までは行きにくく差し展開待ち。新潟内回りで良い脚を使えていたのでこの舞台で一発あっても。
8-15ニホンピロオーサー ▲服部
10/23阪神1200mデビュー。直線の追われ方を見るとまだまだ成長の余地あり。
☆7-14ハデスブレイン 川須
10/30阪神2000mデビュー。このコースでスタートから押されれば最後の脚は残らないでしょ、というドラゴン競馬。500kgを超える大型馬で叩き2走目、1400mへの短縮で差しに回れば上位進出も期待できそうな穴馬。
1-1パーサヴィアランス 松山
8/7函館デビュー戦は二の足で手間取り後方から上がり35.1で4着。2戦目は8/28札幌で二の足は改善されたが中団後方から35.1で2着。前走新潟もゲートが悪く後方から35.4で4着。上がり1位の脚は使えるが届かない。飛びが大きく雄大な走りの馬で今回の200mの延長は良い方に向くはず。あとは内枠、内回り、多頭数がどうか。
3-5ブレスバイルーラー 団野
7/18福島1800mデビュー。外目から逃げたが終始外の馬と併せた形となり最後は脚が上がった。前走新潟では1400mに短縮して差しに回って2着。終始外を回ったことで終いの脚が伸びきれなかったが、勝ち馬との差は道中の内外だけか。ルーラーシップ産駒だけに今回は内目の枠に入ったことで気分良く走らせることができるかが鍵。真ん中辺りで進めて4角手前から外目に持ち出せれば面白そうだが進路があるか不安がある。
△5-9メイショウイワヌシ 和田
7/24新潟1600mデビュー。逃げたオタルエバーが強かったレース。外を回して直線も食い下がっていたが最後は外からの馬に飲み込まれて6着。次走は小倉1200mで押していったものの先頭集団の後ろに着き、直線も頑張って伸びて3着。若干動き出しが早かった印象がするが後ろから追い込んできたスタローンに食い下がる脚を見せた。前走は10/30阪神1800mの萩ステークスに出走。逃げたが直線早々に捕まって5着。3着グラウンドマジックまでは0.3差と1勝馬ともあまり差のない競馬。格上挑戦の萩ステークスから400m短縮、外回りから内回り替わり。テンの速さはそこまでなので好位追走から脚を溜めて直線ちょい差しの競馬をしたいが、ジャングロが逃げる今回はポジションにこだわりすぎると終いが甘くなってしまいそう。
▲2-4リースタル 吉田隼
7/25新潟1400mの大荒れ戦でデビュー。中団から36.6で差して8着。4角までは勝ち馬の外で運んだもののそこからの仕掛けどころの差、進路の差の結果か。前走8/24小倉1200m戦では押して先行するも最後は脚が上がって4着。9頭立ての4着なので評価はできないが、初戦直線の長い新潟で仕掛けが遅く、次走小倉で仕掛けが速くかわされた。難しいと思うが脚を使うタイミング一つで着順は上がる馬。今回内枠で溜めればチャンスがあるかもしれない。
4-7ルージュラピュセル 池添
8/29新潟1600mデビュー。好スタートから抑えて中団から特筆すべきことのない競馬で8着。前走は中京1200mで馬場の良い内を回ってきて8着。ゲートの反応は良い馬でポジションを取れるのは有利だが決め手に欠き成長待ちの印象が拭えない。