20/11/25 入魂の鞍 浦和記念
浦和2000mで開催されるJRA交流重賞です。歴史のあるレースのため、過去傾向を参考にして攻略したい。
1. 過去傾向
ほぼ5番人気までの馬、つまりJRA馬と地方実績馬で馬券が決まっている。一方で1番人気の信頼度はそこまで高くなく、上位人気馬の入れ替わりが激しい。
地方重賞ということで古馬有力馬が中心だが、3歳馬の台頭も目立つ。浦和2000mの舞台ということもあり、逃げ先行が有利で、最終コーナーの番手が重要。地方馬は交流重賞ならではのペースについて来れるかどうかが鍵。
2. JRA馬
②ウェスタールンド 藤岡佑
⑤ロードブレス 三浦
⑥ダノンファラオ 川田
⑨デルマルーヴル 戸崎
⑩ヒストリーメイカー 北村友
藤岡佑 浦和では人気以上に走らせることはできていない。
三浦 北村友 人気馬に乗っていれば信頼度高いが。
戸崎 浦和は昨年JBCでの落馬の舞台。中央で調子を戻しつつあり、本来の能力を発揮できるか。
川田 有力馬、人気に応えるタイプ。
②ウェスタールンドは乗り方の分かっている藤岡兄が騎乗、得意のコーナー6回だが、左回りの成績で嫌われての3番人気に落ち着きそう。左回りが0.1.0.2で不得意かというと、チャンピオンズカップ0.1.0.1、うち、スミヨン0.0.0.1、オドノヒュー騎乗の東京0.0.0.1と内容的には不得意ではなく、使われていないだけということが分かる。船橋2400mのダイオライト記念はアナザートゥルースの2着で川田が上手く乗った、周りが弱かったものの地方でも問題なく走れることが証明されている。
⑤ロードブレスはダート転向後5.0.0.1で、前走日本テレビ盃では差して圧勝。同レースではデルマルーヴル2着、ストライクイーグル3着、ダノンファラオ7着と今回出走するメンバーをくだしている。1800m→2000mで、デルマルーヴル、ストライクイーグルとの力関係が変わるかどうかが焦点。
⑥ダノンファラオは日本テレビ盃を叩いたJBCクラシックで逃げてクリソベリルから1.5差5着と健闘している。大型馬、矢作厩舎ということで良化の余地が残っていると思われるが、American Pharaoh産駒が詰めて使ってくるという不安は拭えない。
⑨デルマルーヴルは短縮、延長問わないタイプのパイロ産駒でまとまった戦績を残している。人気通りに走る優等生で人気以上に走ってくる可能性は低いと考えられる。
⑩ヒストリーメイカーは騎手次第で結果を残せる馬で、中央右回りの舞台ではチャンピオンズカップに向かうクリンチャーと張り合う力を持っている。もともと金沢で賞金を重ねてきた馬なので地方の砂に対する不安も少ない。JRA勢の5番手評価だが過小評価されている節があり妙味があると考えられる。馬場もこの馬に向く。
3. 地方勢
大将格は⑪ストライクイーグル、次いで⑦タービランス、④クインズサターン。
浦和記念は地方馬が馬券内に絡むことも多いレース。ただし、5,6番人気以内に推されていることが条件。今回はストライクイーグルがギリギリ条件を満たすか、というところだが、浦和ならタービランスを上に取りたい。ストライクイーグル、タービランスとJRA馬との差は交流重賞の結果を見れば察するところだが、地方実績の薄い今回のメンバーならチャンスはゼロではない。
4. 結論
◎②ウェスタールンド 藤岡佑
○⑩ヒストリーメイカー 北村友
△⑨デルマルーヴル 戸崎
☆⑦タービランス 笹川
△⑤ロードブレス 三浦
ワイド ②-⑩ 大本線
ワイド ⑦-②⑩ 本線
三連単 ②→⑩⑦⑤→⑩⑨⑦⑤ ボーナス
三連複 ②-⑤-⑩ 大魔神抑え