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浅口まるごと産業祭のデータから思うこと
浅口商工会のホームページにて、2024年6月23日に開催された「浅口まるごと産業祭」の来場者アンケートが公開されている。面白いデータなのでサクッとまとめてみる。
浅口地域での消費者との接点の場
アンケートの回答者は473人で、回答者の住所は多い順から、38%が浅口市、22%が倉敷市、9%が倉敷市、7%が里庄町、7%が福山市となっている。開催場所が浅口市だけあって浅口市民が多いが、倉敷市も2番目に多い。地元の人だけでなく、近隣からも人を呼べているイベントであることがわかる。
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価格は500~1000円で勝負する
アンケートでは価格に関するアンケートも行っており、自分用と贈答用とで求める価格帯が異なる結果が出ている。この辺りは他の調査モノと同じような結果が出ているのでそれなりに信用性がありそう。
自分用にちょうど良いと感じる価格帯は1000円が最多で30%程度選択しているが、500円も20%程度選択しており、500~1000円で価格設定するのが手に取ってもらうには必要そう。
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浅口地域の特産品は「手延べ麺」
アンケートでは浅口市・里庄町で連想するモノも聞いており、特産品のイメージを調査している。
アンケート結果では、多い順から、そうめん71%、手延べ麺50%、うどん41%、金光まんじゅう27%、まこもたけ21%、牡蠣18%、日本酒15%が選ばれており、行政が地域の特産品として紹介している産業と一部一致する。
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浅口市は手延べ麺の生産が盛んであり、2007年~2009年には「手延べうどん」の生産量が都道府県別で1位になっている。
また、9社からなる「鴨方町手延素麺生産者協議会」なるものある。
上記のようなこともあって、浅口=手延べ麺というイメージがある程度定着しているのかもしれない。
令和6年度浅口まるごと産業祭来場者アンケート集計結果
今回、使用したアンケート情報以下の浅口商工会のホームページからダウンロードできるので興味のある方はどうぞ。
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