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ピンク映画制作日記・191114

年内に公開される映画の話でもあるので、タイトルを改めました。

6シーンが欠番になった新作のラッシュを、工藤監督の家で観せてもらった。
これまでの作品も全てそうだが、こういうとき、脚本家としては特に喜んだり、がっかりしたりはしない。「へえ〜、こう撮ったんだ」と思うことは多々あるが。
ただ、今回はやっぱりストーリーのつながりに難があるのと、いわゆる「絵が足りない」状態なのが気になった。
ビールを飲みながら、監督とこうしたらどうだろう、こういう絵は撮ってないの?などとやりとりをし、工藤宅を辞したのは深夜だった。

主演の女優さんが想定より可愛かったのと、助演の女優(もう書いてもいいのかな。最近工藤組常連の並木塔子さん)さんが存在感を示していたので、きっといい作品にまとまるだろう。そうそう、ロケーションも良かったし。

この後は画像処理を施し、音楽、音声の作業が待っている。
今回の音楽はこれも工藤組おなじみのたつのすけさんだ。実は工藤組の作品の音楽は全てオリジナル音源!何とも贅沢な話だ。いつかそれが200%活きるような作品を作りたいな、と思う。
今回の作品にはどんな音楽がつくのだろう。楽しみである。

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