キセキの始まり day12の２　導きたまえ

10月13日　

田坂広志先生が講演のなかで発してくださった
あまりにもすごい空気感に、
会場全体が包まれて興奮冷めやらぬなか、

私は、イベント終了後にマヤ暦のお仲間と一緒に
遊びに行く場所と夜の宴会場を探すため
必死でスマホをググっていました。

でも、なかなかいい場所が見つからない💦
宴会のお店は予約できましたが
近隣で遊べる場所が見つかりません。

ホテルの周囲の公園がステキそうなので
公園をブラブラしたあと、
ホテルのカフェでお茶するのはどうかと
提案してみるも、
お仲間の何人かは、近くのIKEAに買い物に行きたいと言います。

IKEA好きの私も皆さんと一緒に行こうかな？
と一瞬思ったそのとき、
お仲間のうちの1人が「私は公園に行きたいです」と
ハッキリ声を上げました。

そして、その声を聴いた瞬間、
私の直感が「こっちー」と叫び、私の肩をぐいーっと掴んで
その声の主の方に向けました（という感じがした）。

もうこうなると、直感に従うしかありません。
それで、先生や他の仲間たちと別れて
公園行きを希望した2人と一緒に
近くの公園を散策することにしました。

初めて訪れた公園は、和風庭園で
ホテルやイベント会場に挟まれているとは思えないくらい
静かなスポットでした。

庭園の木々の美しさや、池の鯉の色鮮やかさと
青空のコントラストを堪能しながら
3人でおしゃべりしているうちに、すっかり意気投合。
ついでに近くの海まで行ってみようとなりました。

海に着くと、ちょうど夕暮れどき。
水平線ぎりぎりに太陽が沈むところでした。
静かできれいな浜辺から
赤い空に輝く美しい夕日を眺めることができるなんて、
まるで何かのご褒美のようです。

「こんな素敵な場所があるなんて、今まで気づかなかったね」
と3人で話しながら、私はハッとしました。

これぞパラレルワールドだ！

同じ時間、同じ場所、同じ目的のために集まったはずなのに
一方は、IKEAでモノを消費する世界をウインドウショッピング。
もう一方は、自然や生物や命の素晴らしさに感謝する世界。

私がどちらを選択するのか、
未来の私が直感を使って、私の肩をグイ―ンと引っ張り
一方の世界に引き込んだのでした。

このとき私は
私自身が自分の世界と、自分の人生を作り上げていることを
心の底から実感します。

そして、このとき、
私は「私がやりたいと感じたこと」をすべてやってみて
自分の人生を創っていく
そういうふうに人生の舵を切ると決めました。

本当に不思議な一日。
田坂先生はいつも「導きたまえ」と口に出しているそうですが
私たち3人も、このときから「導きたまえ」が口癖になりました。

マヤ暦的解説
この日の太陽の紋章は白い鏡。
覚悟を決めるエネルギー、そして、
思ったことが現実になりやすい力が働く日です。

白い鏡は、自分の内面を映す鏡。
だから、思っていることが現実に現れるし、
覚悟を決めて自分の「枠」を超えると
無限の未来がやってくると言われています。

って、マヤ暦の勉強で習ったけれど
それが現実に起こり、
私にとってある意味イニシエーションのような
衝撃的な1日になりました。
マヤ暦って本当にすごい。