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キセキの始まり day13 その手を掴めるか

10月14日 

さて、マヤの集い参加ツアーの最終日。
私とお仲間たち数名は、
成田山観光に行きました。

ここで私は、
偶然入ったお店で
前から欲しかったティンシャ(冒頭の写真参照)
に出会います。

欲しい物って、すごく強く願っているときには
手に入らなかったりしますよね。

ぼんやり欲しいと思っているときに
急に目の前に現れたりする。

この突然のティンシャの登場を
自分が受け入れられるか、即座に対応できるか

これが人生のすべてのような気がするのです。

「何を欲しいと思っているのか」を
自分がわかっていて
それが目の前に現れたことに気がついて
一期一会にコミットできるか。

とはいえ、成田山にお参りに来たのに
お参り前にティンシャを買おうとは、思えなかった。

お仲間たちは
初めてティンシャを手にした子供のように
ティンティン鳴らしまくっていましたが、

私は、まずはお店全体を見ようと、
ゆっくりと回っていた、そのときに
「あっ、ゆっくり見るべきなのはティンシャだ」
と急に気がついたのです。

急いでティンシャのコーナーに戻り
お仲間に混じって
私もティンシャを鳴らしてみました。

それは今まで聞いたことがない音色の、
高音のティンシャでした。

「これは買いだ」
そう決めたあとで、値段を見てみたら、
充分買える値段だったので即購入しました。

ティンティン鳴らしまくっていた
私のお仲間たちは、結局買わずじまい。
速攻で購入した私を見て
「えっ、あんた、もう買ったの?」と
驚いています。

だって神様が
ほーら、欲しがっていたティンシャだよ
って差し出していたのです。素直に受け取らないと。

おそらく、人との出会いも、
夢や願いや、チャンスやタイミングも
こういうことなんだろうなあ。

そんなことを思いながら、お参りを終えて
成田空港から飛行機で帰る人、
電車で千葉方面に行く人、東京方面に行く人に
分かれます。

私は、私のマヤ暦の先生と二人で
スカイライナーに乗ることになりました。

なかなか二人っきりでお話する機会はありません。
このときとばかり、先生にいろいろお聞きしたのですが
先生は生返事。(たぶん疲れていらっしゃった)

ところが、もうすぐ西日暮里駅というあたりで
先生が突然
「あなた、シニアアドバイザーを目指した方がいい」
と力説し始めます。えっ、急にどうしたの先生?

シニアアドバイザーというのは、
マヤ暦アドバイザーの2つ上のランクで、
マヤ暦基礎講座の受講生をたくさん育てる必要があります。

言われたそのときは、
えっ?そんな人になれるかなあ、できるかなあ?
と疑念が浮かんで、先生に即答できなかったのですが

先生と別れて歩き出したとき、思ったのです。

「あ、これティンシャと一緒だ」

突然目の前に
その手を差し出されたように見えても
本当はもともと私が欲しいものだったり。
もし、そうでなければ、
宇宙から与えられたアイテムの1つ。

これはきっと、私に必要なアイテムで
たとえなれなかったとしても、
チャレンジすることに意味がある、に違いない。

またしても、ここでイニシエーション。
というか、
西日暮里の駅で
宇宙から差し出された手を掴んだ私なのでした。

マヤ暦的解説
この日は太陽の紋章は青い嵐。
古い物を一掃して、明け渡すエネルギー。
変容を受け入れることがテーマ。
どんなふうに変わるのか
考えていると具合がわるくなりそうなので
思考停止で変化を愉しむことにします。


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