キセキの始まり day12
10月13日 すべては導かれている
翌日のイベントは、
あの田坂広志先生の特別講演
テーマは「すべては導かれている」
私は、もともと田坂先生の本に
感銘を受けていたので
先生が講演してくださると聞いて
卒倒しそうでした。
もし、先生の講演があると知っていたら
イヤイヤ飛行機に乗ったりしませんでしたよ。
先に教えてくれればよかったのに。
(マヤの集いは事前の内容告知がありません。
田坂先生の講演があることを知らされたのは前日。この何があるのかわからない「集い」に
マヤ人間たちは結構な金額を支払い、
張り切って参加してます)
田坂先生のお顔を拝見するため、
前方の席を取ろうと
はりきって早めに会場に到着したのに、
待ち合わせした仲間が寝坊し、
会場に入るのが遅れ、
後ろの方の席になりました。
でも、まあいいか。
先生のお話を直に聞けることだけでも
すごいことですから。
背筋を伸ばして先生の登場を待ちます。
すると、講演前に研究会の代表から
「田坂先生のお顔をよく見て、お話に集中するためにメモなどはとらないでください」
とアナウンスがありました。
そうか!とノートをバックにしまったところで
田坂先生が登場。
遠目からでも、ただものではない、空気感を発する先生。
そして、お話が、そのお話が、
私のつたないボキャブラリーでは語ることができないくらい素晴らしいお話だったのです。
内容はもちろんですが、話し方が本当に素敵で。
感情の込め方が俳優さんのように自然で
抑揚のつけ方が、聴いている人たちの波動に合わせているようで
会場を一体化させるような話し方でした。
お話の冒頭からかっこよく、感動的で涙が出ちゃったのですが、おっと泣いてる場合じゃない。
こんな素晴らしい話を、私の脳みそがすぐに忘れてしまうなんていやだ。メモに残したる!
そう思って、バックをごそごそしながら、
周りを見ると
みなさん、すでにメモを片手に猛烈にペンを走らせていました。
でもね、これができたのは、
私たちが後ろの席に座っていたから。
田坂先生からは、
見えるか見えないかの位置に座っていたおかげで
メモを取ることができたのです。
朝、仲間が寝坊したのは偶然じゃないのかも。
そして、イヤイヤながら飛行機に乗って
上京したのも、田坂先生のお話を聞くため?
すべては導かれている?
そのあとも、不思議なことが続きますが、
つづきはday12の2で。
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