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心地よい、距離感とは

人間関係に疲れている人があまりにも多い。

出会ったすぐのタイミングであれば、お互いに遠慮をしつつ、距離感を探りながら交流するので、まぁ、ある程度は友好的な関係を築ける。

が、、、

時間が経ってくるにつれて「なんとなーく違和感を感じる」「ちょっとした言動にひっかかる」と、相手に対して「え、思っていたのとなんか違うやん」の領域が広がっていくようだ。

その些細なクラックから生じた溝というものは、自然に埋まることは決してなく、埋めようと思った時には、たいてい溝は果てしなく深く、そして複雑な形状をしている…。

そうやって、人は人へ歩み寄りつつも、すれ違っていくわけだ。

簡単に人と繋がれる時代だからこそ、簡単に人と離れていく。
どちらも私たちの現実なんだよね。

最近は、人との関係を衝動的に断ち切ってしまう、リセット症候群なんて言葉もよく耳にするようになった。

これがいまの時代において「人との繋がり」に対する意識なのかもしれないのだけども。

うーん。

なんだか、若干の寂しさみたいなものを感じてしまう自分もいるんだなこれが。

自分を飾ることなく、そして無理することもなく、でも人間関係を快適に保つコツはないのだろうか?

これらを曖昧にすることなく自分のなかできちんと言語化しておかない限り、付き合う相手が変わってもまた同じような原因で悩み、同じような原因で離れ、同じようなパターンを永遠と繰り返してしまうことになるので、しっかりと深掘りをしてみたいと思います。

はじめに結論からいってしまうと、人間関係において「失敗する人」と「うまくいく人」の違いは、たった一つ。

それは、

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なんとなく気持ちが晴れないとき、気分がうつむきかげんなとき、触れてもらうことで、ほんの少し気持ちが上…

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