WCM.上海旅行記 -第12回上海THOに参加してきた-
ダージャーハオ!
Water Color Melody. / <echo>PROJECTのManoです。
2024年8月17日〜18日にかけて、初めての海外遠征に行ってきました。次回がいつになるかわからないような貴重体験だったので、記録として残しておきます。人は忘れてしまう愚かな生き物だから……。
思い出ぽろぽろの肴にしたり、どこかで誰かの参考になったりすればいいなという気持ちです。
0日目:2024-8-15@自宅
出発前日、段取りや荷造りのチェックなどを呑気🥳にしていたところ風雲急を告げる情報がグループチャットに飛び込んでくる。
関東を直撃する台風7号の影響で、翌日の東海道新幹線・終日運休&羽田発の飛行機・全便欠航が決まったとのこと。
現在時刻はおよそ13時。関東組が上海へたどり着くためには、今日中に名古屋へ移動して翌日の中部国際空港発に乗り込む必要が出てきた。
唯一の名古屋出発だったWater Color Melody.(以下WCM.)組でしたが、奇しくもMN-logic24組ほか大半の出演者様と同じ便に乗り合わせることに。
WCM.組に予定変更はなかったのですが、バタバタしている関東組を見て心配を募らせたりしているうちに、呑気、どっかいっちゃった……。
でもなんか、入国手続きとか大勢いた方が安心だしそれはそれでいいかもという気持ちも。初海外のWCM.組にとっては、結果的に非常に心強いパーティー編成になった。レイドだレイド。
「旅は道連れ、世は情け」ってありますよね。あれ、ガチです。
1日目:2024-8-16@名古屋〜上海市内
ド緊張の出発日。
ヤギ車(黒くてイカつい)にハードケース2個と大小スーツケースを詰め込み中部国際空港へ向かう。ここまではほぼいつも通りの遠征感。
チェックインと保安検査を無事終えて、免税店をウロウロしているみねろじ組と合流。搭乗時間までだらだら喋る。八木と@hiratake12が煙草の取引をする。
程なくして飛行機に乗り込むと、途端に周囲から日本語が消え失せた。
アナウンス、注意書き、接客、広告、etc…基本的にすべてが中国語。というか空港内以外はここから先ずっとそう。英語や日本語併記はあったらラッキーくらいの感じ。
待って心の準備できてないしアナウンス聞き取れないといつ機内モードにしたりシートベルト付け外しすればいいかわかんなゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴうわぁぁぁぁぁぁ空綺麗ェ〜
Tips:初めての国際便はジェットコースター乗る時の感覚に似てる。
機内食は西尾の抹茶プリンが入ってて美味しかった。
ゼリーみたいなカップに入った小さい水をステージドリンクとして持ち込んで、こぼさないように吸って見せたらどうなるかという思考実験に耽った。
モニターには謎の熱血バスケ映画が流れてたけど、字幕が小さ過ぎて読めず。
あとは翻訳アプリ使わずに簡体字を解読しようと頑張ったりしてたらあっという間に着陸してました。
無事、浦東国際空港に到着!
入国審査でひと悶着ふた悶着ありつつも、なんとか現地のお出迎えをいただき出演者一行はバスで上海市街地へ〜
この時、主催ご夫婦の他にMad hatter Teaの@darkxixinさんにも親切にしてもらいました感謝。到着ゲート抜けたら急に安心しちゃったな……。
天気アプリでわかってたけど暑い!!!名古屋と気候変わらん!!
空港や歓迎会の様子は蒼-aoi-さんのFANBOX記事をご覧ください。
メシの写真、それにしても撮らないな……。なぜなら早く食べたいから。
ホテルに到着後は、みんなで近くのコンビニへ突撃&キャッシュレス決済チャレンジ。免税店やホテルでもない限り、街中で英語はあんまり通じない。それは日本も同じですけども。
度胸一発、アリペイの決済画面無言提示である。すぐさま読み込んでくれて無事に支払い完了。レジ袋はもらえず。
2日目:2024-8-17@万代南梦宫上海文化中心
ライブ当日は朝イチで会場入りしてリハ順まで楽屋待機。大規模イベントのタイム感だ……!わくわくする。
この日の大半は楽屋で過ごした気がするな。楽屋での過ごし方がいつも「これだ!」という最適解がない感じ。フレキシブルにリラックスするって難しい。楽器陣がみんな生音で楽器弾いてた。
待機してると無限にご飯が届いてくる。まだ何もしてないのに。
途中少し外出したけど、上海の街中は道路がめちゃくちゃに広くて車だけじゃなく電気スクーターがシュンシュン行き交ってる。EVの波、きてるな〜
走行音が静かなので、歩道でも基本はちょっと端によけて歩いた方が安全そうでした。一回正面から轢かれて、即死しちゃいました。次は気をつけます。
TUMENECO組(関空から別便だったので合流タイミングが遅かった)と「こんな事ありましてん」「はえ〜」みたいなホッコリ楽屋トークで閑話休題していたら、夕方頃ついに開演!
人!声!エグ!!
後方から2階席まで、全員がペンライト振りながら声出してるような熱量でした。話には聞いてたけど、実際目にすると凄すぎて笑っちゃう。
おそらく始まる前はWCM.がどんな曲をやってどんなライブをするのかご存知ない人が多かった状態で、30分後にはお互いのことを少し解り合えた気がしました。
いつも出番が終わるとステージの上も下も疲れ切った笑顔してるんだよな。ライブをやってて一番好きな瞬間です。
23時近くにアンコールまで終わって楽屋に戻ってきたら、客席映すテレビでもう一人も会場に残ってなかった。さっきまでの出来事は、夢……?
6時間超のライブを途中で帰らずしっかりと見届けた後、夜遅いから急いで帰ったんでしょうね。次の日は即売会だしね。
ホテルへ戻ってベッドに倒れ込んだら、全然立ち上がれなかった。明日はそのまま飛行機乗るから荷物整理せにゃ……ムリ……。
謎の現地発泡酒を流し込んで泥のように睡眠。
3日目:2024-8-18@上海跨國採購會展中心
朝起きたらホテルロビーに小籠包が届く生活。
近所でテイクアウトしてわざわざ持ってきてくださった。日本で食べたことのない超絶美味的だった。ハオチー!
みんなでバスに揺られて即売会の入口を抜けると、よく知ってる光景が広がってた。いや微妙に色んなものがデカい!高層建築や交通と同じで日本よりルールが緩いのか、コスプレ・着ぐるみ・展示物がちょっと心配になるくらいデカい!あと暑い!夏コミ!!?
寝ぼけながらCD広げてたらシームレスに開場。日本サークルに押し寄せる人。あ、あ、あ、まだ決済の準備が、あぁ〜〜〜
「トゥーサイン」を「Two Sign」だと思ってたら「To」サインだったり、「自由に!」と言われて色紙にFire Dragonを描いたり、金と黒のサインペンで書いて「Double Sign!」したり、なんかいつもやってる即売会のノリでしたね。WCM.はどこ行ってもこんな感じです。
ずーっとバタバタしてるうちに、空港へ移動しないといけない時間。
皆さんへ挨拶も十分にできず名残惜しさしかないけど、乗り遅れたら一大事なので昼過ぎにいそいそと撤収しました。
移動中の世間話や空港でのチェックインは、通訳や案内をしてくれた現地の専属スタッフ・ユリャさん(@YuryaElfead)に頼りっぱなしでした。
日本語うまいし英語もロシア語もわかる、イラストレーターでコスプレもする京都弁話者……?そんな方が何故わたしたちのようなサークルの介護を……?
帰りの便はなんかもうちょっと余裕出ちゃって、前のめりにコーヒーもらいに行ったらすぐに着陸準備でひとつしかもらえなかった。満席だったし仕方ない。
元気よく「謝謝!」と手を振って戻ってきました中部国際空港。もう体と脳は限界です。
帰り道のセブンイレブンで普通に言葉が通じることにしんみりした。
もう勘で買い物しなくていいんだ……!
そんなわけで、3日間ほとんど隙間なしに堪能してまいりました。
遠くに行ってきたようで全然いつもの感じなWCM.上海旅行記、いかがでしたでしょうか。
去年平茸さんやO太さんが行ってるのをSNSで見て「え!!!羨まし!!!!!」とジタバタしていたので、勇気出して踏み込んでみて本当によかったです。
写真を見て「俺/私も上海行きたい!」となったなら、行きましょう。自分もまた行きたい。何回でも行きたいからビザ免除再開してくれないかな。
そして次のライブは10月の紅楼夢前日、大阪です。
豚乙女を#普通のライブに呼んだら、お礼に#トウフに呼んでくれたよの巻。
「大きいステージ立ったら余計に普段のライブハウスが恋しくなったね」という話をしてました。待ち遠しいな!
こうしてブログにしたためることで余熱が放出されていき、今後の活動に向けたエネルギーへ変換されていきます。やるぞ〜
再见!