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ラナイ島から猫を迎えた

猫が家族になってくれた。

名前は Hilo ( ヒロ )。
12歳、オス、片目、前歯なし、くつした。

ずーーーっとソファの下にいる。家に誰もいないと元気に歩きまわる。


引き取り元は Lanai Cat Sanctuary( ラナイ キャット サンクチュアリー )


LCSは、ハワイ州の一部である「ラナイ島」という、
人口3000人の小さな島で、
600匹の猫をケアしている施設だ。

ヒロという名前も、彼らがつけてくれた。
ハワイぽく、私も発音しやすい。



2年前にLCSを訪れ、はじめてヒロに出会い
”家族写真”を撮ってから、ずっとお迎えしたいと思っていた。


家族になる2年前の家族写真。撮る直前にハウスから顔を出してきたヒロ。
1枚目がブレて撮り直したのだけど、なぜか彼はこの体制で30秒くらい止まっていた。
まるで撮り直しに備えてるように…



先月、LCSに
この子の里親希望の旨を伝えた。

ラナイ島まで飛行機で
迎えに行く必要があるかと思いきや、


「 オッケー!来週発送できるよ!」


…発送?


まさかの郵送だった。


ラナイ島からオアフ島までは
飛行機で1時間もかからず、
同じ州なので、手続きが楽だからなのかもしれないが。。



引き取り当日、空港に行くと

頑丈なキャリーに入ったヒロが、本当に
上記のようなキャスターに乗って
他の荷物と一緒に並んでいた。

…猫を郵送物として受け取る日が来るとは。。


こうして、2年越しの念願叶い、
ヒロが家族になってくれた。

まだ彼から近寄っては来ないけれど、
なでるとゴロゴロスリスリしてくれる。

最近は、ゴロゴロ言いながら
シャー&猫パンチするように。

猫をかぶっていたのか…!?

多分、ずっと緊張のゴロゴロだったのかも。。
我慢してくれてありがとう。。


ちなみに、獣医さんの前ではおとなしい。

注射されても、仰向けにされても、されるがまま。

なんて良い子なんだ。。緊張なのかもだけど。


こちらの記事を読んで、励まされた。
シャー顔もかわいい…。



ヒロからしたら、

生まれ育った島、かつ
7年過ごした600匹の猫がいる屋外から、

ヒト2人しかいない屋内への
引越しは、相当な負担だろう。


高齢猫が新しい環境に慣れるのは、
成猫よりかかると読んだので、
気長に待つつもりだ。

もしかしたら、年齢的に
一生慣れないかもしれない。

努力はするけど、先のことは天のみぞ。


引き取った翌週、ヒロが
天国に行ったと勘違いする出来事があった。

奇跡的に(?)生きていたので、
すでに毎日がボーナスタイムな感じすらある。

シャーもパンチも、生きてるからこそ。


毎日「来てくれてありがとう」「愛してるよ」と
声をかけるようにしている。

いることが当たり前になると、

彼がどれだけ耐えてくれているか、
彼がどれだけ与えてくれているか、

忘れてしまうから。


母が送ってくれた猫まくら。写真撮ったら起きたけど、見事に使っていた…!


猫ライフの経験をシェアしてくださってる皆さん、本当にありがとうございます。とても助かっています…!

実家で飼ってた、どの猫とも違う性格なので、
本当猫それぞれだと実感中です。


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Sayaka
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