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怒って見えても、怒ってるわけじゃない

旦那さんは、聞き返す時たまに「 あ?」と言う。

最初は「 え、こわ 」と思った。

日本だとその返しは、威嚇を含んで聞こえるから。
「 え?」や「 ん?」が、私の普通だった。


ただ、思えばアメリカの友人や店員さんも、
聞き返す時「 あ !? 」や「 はァ !? 」と言う。

で、その後は普通に話してくれる。


これは別に怒ってるわけではなく、単に日本の返答と違うだけらしい。

欧米だけでなく、中国の友人も「 あァ !? 」と強めに聞き返してくる。
でも、今では彼らのそれも含めて大好きだ。


怒って見えるといえば、ハワイの店員さんの対応も、たまにそう見える。
ぶすっとしてる人も多い。でも、怒ってるわけじゃない。

今日の印刷所での会話:
店員さん:「 これとこれどっちの紙がいいの!? 」
私:   「 こっちでお願いします」
店員さん:「 あ!? なに!?」
私:   「 右のやつでお願いします」
店員さん:「 OK 」
ウィーン…印刷中…
店員さん:「 はい、できたよ 」
私:   「 ありがとう、( 支払いを終え ) Have a good day ( ニコッ )」
店員さん:「 You too. ( ニマッ )」

最後には笑ってくれる。


最初は怖かったけど、今ではその人間味のある対応が心地よく感じる。

思えば、私にとっての喧嘩も、旦那さんにとっては
「口論にも入らない」くらいの普通のコミュニケーションだという。

同じ状況でも、捉え方って国や文化によって本当に違うなと思った。

ただ、怒って見えるくらい正直なコミュニケーションが「普通」になる方が個人的に楽。日本の「本音と建前」が私には少し息苦しかったから。
もちろん場面によっては、そういうことも必要かもしれないけど。

これまでの自分にこだわらず、異文化の「いいな」と思うところは吸収して、柔軟に変化していこうと思う。



toyo_kuronekoさん、素敵な写真のご提供ありがとうございます。






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