2024.07.11 幸せで綺麗より光と陰がハッキリ分かる曲に惹かれるもんだ
やっとバタバタが落ち着いた🫠🫠
一息つけば、ちゃんとタスクを片付けられるんです。
現実逃避したくて思い立って映画1本見て、映画館から帰ってくると不思議なほど仕事がサクサク進み、1時間ほどで対応完了。
締め切りに追われ、メンタル崩壊しそうだったのは一体何だったんだ……笑
最近発見したのは、タスクが全部終わってからじゃないと好きな事をしちゃダメだと思い込んでいる事。締め切りに追われ、仕事やDJ、家の事をして途方に暮れていたからやさぐれて「Youtube+パズルゲーム」の負のループにすぐ誘惑されてしまうんだなぁと思いました。
それもあってか、昨年は映画館で50本近く作品を見ていたのに先月はバタバタしていたり調子が悪くて1本も映画を見に行けなかった。
意外と年を重ねて自分の思考に折り合いを付ける様になってしまったのか、本当にやりたい事が後回しになっている気がしました。
今日見に行った作品は3月に見れなかったオスカー・ピータソンのドキュメンタリー。オスピーの生い立ちを分かりやすくサクッとまとめているので、どういう人物なのかがよく分かる良い映画でした。
しかし、オスピーの収録曲が1曲も使われず、オスピーの曲をカナダのジャズミュージシャンたちでカバーしている演奏が永遠と使われていたので、時代が進み権利関係が更に厳しくなっているんだなぁと思いました。
後、オスピーはツアーに出るとプライベートがおざなりになるからか、結婚と離婚を切り返している葛藤を抱えた人物だったみたいですが、晩年は若い奥さんと仲睦まじく暮らしていたみたいなので、「ハッピーで才能ある凄腕ピアニスト」の印象です。
それを考えると、自分が絶対体験出来ない「破滅型」のミュージシャンの方が惹かれてしまいますね。ビル・エヴァンスとか。
最近、ビルエヴァの事ばっかり考えてる。というかアルバム「Undercurrent」についてめちゃめちゃ考えます。おそらく本読めば分かるのにね笑
トリオのベースであるスコット・ラファロが交通事故で亡くなった後、ショックのあまり半年以上音楽活動がストップします。
その後、復活するんですが最初に世に出たジム・ホールとの共作「Undercurrent」の1曲目が何故「My Funny Valentine」だったのか?
Wikiによると「ジャズミュージシャンによって通常はムーディーなバラードとして演奏される」が、「Undercurrent」では「アルバム中唯一のアップテンポの陽気な曲」の位置付け。実際「この日に最後に録音された曲」との事。
いや、謎なんだよなぁ……。うちのメンバーが「あのMy Funny Valentineは一つもいいと思わない」と言っていたぐらい。確かにそう言いたくなる気持ちも分かる。他の曲に比べても違和感でしかない。
あの「My Funny Valentine」で一体何を表現したかったのだろう?
そればかりを考えてしまいます。逆に冒涜したいとも思い、DJで「My Funny Valentine」でコラージュしたいとも考えたんですが、結構ピアノが詰まっていて切り取るのが結構難しい。でも次なる表現したい狙いはこの曲です。
ホンマは日曜日の1周年パーティの時にやりたいんだけど、45分の持ち時間に対してアイデアが乏しすぎるのでまた次回かなぁ……。
多分、一方的に結婚する1970年代辺りの音源を組み込んだ方がより歪みが出て良いコラージュになりそうなのでその辺りのおレコードも捕獲しなきゃですし。
という理由があり、何故あの曲が1曲目なのか、今1番気になっている今日この頃です。
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