2月29日に生まれた理由
今日は、4年に一度の私の生まれた日
この日に生まれた人はみんな経験あると思うけど、
「2月29日がない年は、いつが誕生日になるの?」と聞かれる事がとても多い。
人それぞれこだわりがあると思うけれど、私は「2月生まれ」に意味を感じているので、28日に繰り上げて「私の誕生日」と認識している。
実は私は、帝王切開で生まれている。
病弱だった母が緊急の状態になり、生きるか死ぬかの瀬戸際になった。
病院側は父に「母親と子供、最悪どちらともの生命が亡くなる可能性があります」と言われたと、成人してからきかされた。
そこで、急遽、まだ育ち切っていない私を帝王切開で取り出した。
幸い、母も私も命はとりとめた。
2014g小さく生まれた私は保育器の中でしばらく育てられた。
それから6年後に母は私の弟を身ごもった状態で臨月に他界した。
病院の先生の判断によって、私は4年に一度のこの日が誕生日になった。
今まで何度か過ごしてきたこの日。
多くの人にお祝いのメッセージを頂いて、本当に幸せです。
もう何度もこの日を祝ってくれる古くからの人。
出逢ってから初めてこの日を「真乃の誕生日」として認識して祝ってくれる人。
もう遠く離れて縁遠くなったけれどどこかの町で「あ、今日は真乃って人の誕生日だ」と思い出してくれてるかもしれない人。
4年後の2月29日。
どんな私になっていて、どんな人たちとこの日にどんな会話をするのだろう。
どう考えてもすでに人生の折り返し地点は過ぎている。
4年後に、今の自分よりも少しだけでも、もっと好きな自分になっているように。
日々を大事に過ごしていこう。
当たり前だけれど、4年後の2月29日は今日から始まる日々の積み重ね。
「あれをやっておけばよかった」
「あの人に会って話しておけばよかった」
と後悔しないように。
1日1日を丁寧に積み重ねて行こう。