家族が癌だとわかった時
前回の記事 感情という沼をのぞいて出てきた言葉
「恐らく乳がんでしょう」という医師の言葉から二日たつと、少し気持ちも落ち着いてきた。
そして、わたし以上に心配だったのが主人のことだった。
わたしのことも、家族のこともとても大切にしてくれる主人。
わたしにもしもの事が有った時、去る方はただ去っていくだけ。
でも、残された方は悲しみとともに、それからの生活をすべて背負っていかなければならない。
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