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11ハウス海王星で広がり続けたご縁
星読みのyujiさんのyoutube ytliveで、海王星について話していた。
私は山羊座の海王星が11ハウスにあるのですが、11ハウスに海王星がある人はご縁モンスターだという。
ええ。ええ。確かにそういうエピソードはいっぱい持っています。
学生時代は特に、誰は友達で誰は友達じゃないみたいな境目があまりなくて、知り合いと友人の境目もあまりないような感覚でした。
大学では学生ホールに行くと先輩後輩関係なく、友人知人が誰かしらいて、軽く会話をしたり挨拶をするだけで楽しかった。
20代では、小学校〜大学までの友人たちの結婚ラッシュに相当ご招待いただき、今月は結婚式が3件、、、みたいなこともあった。
また、音楽の世界にいたので、ご縁によって仕事を受けることも多く、おかげでご縁がご縁を呼んで、本当に色々な種類のお仕事もさせてもらった。
ひょんなご縁から、誰もが知るような著名な演奏家の先輩に可愛がってもらってお仕事をもらっていたこともあったし、外国に行ったときに、パブのような場所で、その国の携帯電話のcmに出るような、その国で一番有名な指揮者の人に声をかけられ一緒に飲み、(ナンパ?)自宅に招待されたり(行かなかったけど)
華やかな芸能の世界の舞台のお仕事をやったおかげで、某ジャ○ーズや某E○ILEの方とお仕事したり、不思議なご縁のつながりは多岐にわたります。
まさに海王星が「境界をなくし」友達やご縁は広がる一方。自分の中にも、人との出会いにおいて「境界」を考えたことがなかったので、ある意味くるもの拒まず、という態度だったように思います。
ところが今はというと、ぜんっっぜんそういった交友関係に時間を割いていません。
今は本当に、仕事と、畑と、日々の買い物と、自宅の往復のみ。
過去の自分は、広がり続けたご縁に対して、「NO」を言うのが本当に苦手で、また、その判断基準すらも持ち合わせていなかったのです。
だから、あるときから、反動のように意図して線引きするようになりました。
今は、時間があれば、こうしてnoteを書いたり、絵を描いたり、料理をしたり、本を読んだりしたい。という気持ちが強いです。
海王星を含むトランスサタニアンの星々をうまく使えるようになるには、土星を自分のものにする必要があるというようなことを聞いたことがあります。
(木星以前にある個人天体たちとトランスサタニアンを、間にいる土星がつなぐイメージを私は持っています)
土星を克服するには、コツコツと、自分の確固たる力を蓄えるようなイメージがあります。時間はかかるけれど、一度手に入れたら決して揺らぐことのない土台のようなイメージです。
私は今、土星を、そして土星以前の星々を少しずつ鍛え、活用し始めたところなのかも、と思います。
確かに海王星11ハウスのおかげで、ご縁はたくさんいただいたけれど、それを、本当の意味で自分の糧とするには、あまりにも未熟だったのです。
海王星の際限なく広がるご縁に、時に振り回され、多くの時間を割いてしまい、自分を着実に育てることが疎かになったり、後回しになっていたんですよね。
(もちろんご縁によってたくさんの経験をさせてもらって、それによって成長できたことは数えきれないほどあるのですが)
こんな理由があって、今は人と積極的に繋がろうとしていないんだと思います。
次に外に意識が向かうときには、どんなにご縁が広がろうとも、自分の中にしなやかな芯を持っていたいな、と思います。若い時は柔軟ではあったけど、人と過ごした途端に、自分を簡単に諦めてしまっていたから。
そう、繋がろうと思えばいくらでも、あっという間にご縁が広がっていっちゃうイメージがあるのは、海王星のおかげなのでしょう。だからこそ、慎重になる面もあるのです。
そして、今は繋がろうとしなくていい、と思えていることも、星に振り回されず、星を参考にし、活かすことができているのかな、と少し揺らがなくなった自分を嬉しく思ったりするのです。
沙紬